前に途中の感想を書いたHARVESTELLA、先日クリアしました。
まだクリア後要素やなど、多少やり残したことはあるので、すこしずつ消化していくつもりですが、追加で感想を書こうと思います。といっても、途中の感想の時に書いたものと、大きく心象は変わっておりません。ですので、前記事を補完する形で書いてみたいと思います。
ネタバレにならないようには書こうと思っていますが、前記事に比べると具体性は出てきていると思うので、敏感な人はご注意を。
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プレイ時間について
Swichのプレイ履歴によると、僕のプレイ時間は約55時間でした。プレイ難易度が高くない作品にしては、そこそこのボリュームと感じています。
ダンジョンのマップ全開放とか宝箱全制覇みたいな細かいやり込みはしていないですが、メインストーリーの他にサブクエストとキャラクターストーリークエストは全部やったはずで、他の釣りなんかもそこそこ触りました。寄り道は比較的した方だと思います。
ですので、メインストーリーを主軸に、農牧も攻略に必要なものを(現実時間的に)効率よくやれば、もっとプレイ時間は少ないと思います。
ストーリー・世界観
やはり、これはストーリーRPGである
前記事で「農牧の方が今のところフレーバー/ストーリーを進めるうえでのサポートシステム」と書きましたが、その印象はより強くなりました。「畑を自分の好きなように見栄え良くする」みたいなことはできなくはないですし、クリア後はその自由度が若干増しますが、やはりこのゲームのメイン要素はストーリーRPGでした。
エンディングについて
キレイに終わります。ここでのキレイは、クリア後のモヤモヤがない(少ない)ということです。後述することとも少し絡みますが、伏線回収もしてくれるので、モヤモヤしてイライラするみたいなことはないんじゃないかなと思います。一方で最後のシーンについては、続編欲しいなと思うような演出でした。これは、今回のストーリーで描写が不十分とかあからさまな匂わせではなく、主人公たちの物語はまだ紡がれていくんだという世界に余白を残す感じです。システムと今回のストーリー的に続編は難しいかもですが、有料DLCとかで追加エピソードとかはあると嬉しいですね
ストーリー上の主人公と自分(プレイヤー)
「プレイヤーの分身である感がしっかりある」と前記事で書きましたが、その感覚がストーリー・設定とも大きく絡んできています。エンディングまでやれば、納得感のある伏線回収もしてくれます。多少メタ的ではありますが、ストーリーが進むにつれ分かってくる世界の真実も絡めると、メタ的だけど納得感ある設定と感じました。
※この部分は、少し謎が残る部分ですが、想像を楽しめる範疇の謎だと思います。(わからなさすぎたり、ストーリーの根幹に靄がかかっている類のものではない)
システム
シーンスキップ実装してほしい
僕はこのゲームに限らず1週目でシーンスキップしないので良いですが、もしクリア後要素ではなく2週目するとなるとシーンスキップ重要な機能だと思っています。でも、このゲームにはそれがないんですよね。強くてニューゲーム的なものもないです。
クリア後要素は多少やっても2週目は今のところやる予定はありませんが、シーンスキップは欲しかったところ。
音楽
前記事では「良い音楽だけど、まだ何とも」みたいなこと書きました。その理由は、ゲーム音楽はゲーム体験との掛け合わせこそ真価だと思っているからです。
最後までやった今の感想は・・・、そのかけ合わせも含めてよかったです。中盤を超え、終盤になるほど物語の展開はドラマティックになっていきます。そういうシーンや(ストーリー展開的に)熱いバトルの時にピッタリな音楽が流れて盛り上げてくれる/感情に訴えかけてくる感じです。
まとめ(どんな人におすすめ?)
ここは前記事のコピペです。最後までプレイしても、どんな人におすすめかという点については、変わらなかったので。
‐‐‐以下、前記事のコピペ---
個人的には好みのゲームでオススメです。一方で、前述した通り、合わない人もいるかもしれないので、その辺まとめてみます。
こんな人は好きそう
- ストーリーRPGが好き
- フォトリアリスティックは求めない
- 単調な側面もある作業もロールプレイとして楽しめる
(もしくは、デイリー作業のようなものが苦ではない)
こんな人には合わなさそう
- ほのぼの農牧ライフが目的
- デフォルメされたCGはロークオリティと感じてしまう
- 作業的なプレイは苦痛でしかない
- バトルの面白さこそ最重要なポイントと思っている