趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年。アニメ・ゲームが好き

【感想】サマータイムマシンブルース テンポの良いSFコメディ

サマータイム・マシン・ブルース

 

夏っぽい作品を観て、なけなしの夏っぽさを演出する一環で観た作品。

お盆休みもあけてしまい、感想を書いてみる時間がネックとなりつつも、この作品はテンポよく感想まで書いておきたいと思った作品。それくらい気に入りました。

ストーリーの根幹のネタバレは避けていますが、ネタバレの基準は人それぞれ、敏感な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

SFと見るなかれ、SF青春ラブコメである

高尚なSF考察がされているわけでもないし、宇宙人が攻めてきたりするわけでもない。もちろん、切ない恋愛ものでもない。ただ、クーラーの涼しさを求めてドタバタする映画。ジャケットのアートのイメージそのまんまです。そこに少しの恋愛要素が隠し味。

 

伏線の回収・そのテンポが心地よい

最初から違和感がある演出がなされ、物語中盤以降、それがキレイに回収されていく。バカな大学生がサークル室のクーラーの涼しさを求めるだけなので、非常にコンパクトだけど、それのおかげで回収のテンポも軽快で心地よい。
サマーという設定も、タイムマシン要素もしっかり使っているので、タイトルとの親和性も◎。

 


ただ、特徴的なノリは合わない人もいるかも知れない

(行動とかの面で)バカな大学生が主要人物です。大学生でも馬鹿して楽しんでいる人はいると思いますし、それが迷惑行為になってなければ悪いとは思いません。ただ、その行動は幼稚だと思う人もいるでしょう。そして、舞台の脚本が基となっている作品だからかは知りませんが、舞台演劇のように演技がオーバー気味です。それが、演劇ではなく映画だと、このバカなノリをより顕著にさせてるポイント。

コメディだとわかって観る前提でも、そういったノリが嫌いな人には合わないと思います。
僕は馬鹿なノリ、好きですけどね。

 

 

短めの感想ではありますが、ここ数年で観た夏っぽい作品で、夏におすすめしたい作品No.1かもしれない。合わない人も確かにいそうではありますが、脚本の出来・テンポがすばらしく、タイトルから想像する夏っぽさやSF要素もしっかりある。

8月末に夏におすすめの作品というのも微妙なタイミングかもしれないけど、昨今の日本の残暑はものすごいので、ヨシとしておこう。

 

 

【感想】あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。  ---現代人に向けた太平洋戦争の断章

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。


僕の亡くなった祖父も太平洋戦争の時に従軍していたらしいけど、おそらく最年少に近い世代。それでも、祖父とお風呂に入ると、軍歌を歌い、戦争のことを語られた。戦争を賛美していたわけではないけど、インパクトがでかすぎる経験だったんだと思う。幼かったので、空襲怖いなぁくらいの感想だったけど、その経験は今になって咀嚼すると色々感じることもある。

そんな祖父も数年前に亡くなった。病気で亡くなりはしたけど、年齢的には長生きしたほうだったと思う。大人になって、もう少し戦争の話を聞ければと思うけど、身近な語り部はもういない。

夏っぽいシリーズで爽やかな青春ものも良いけど、終戦日付近で戦争映画を見て、少し物思いにふけるのも悪くない。

 

根幹のネタバレはしていないつもりですが(タイトルやサムネイル、公式サイトのイントロダクションで想像できる程度)、一応行間あけて本文。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特攻隊員に関する物語

特攻隊員に関する作品です。なので、戦争で大勢の人がドンパチしているようなものでもないし、前線で云々かんぬんというものでもありません。戦争映画でそういうものを求めるのであれば、違う作品を観ましょう。

導入はこの時代と合っている

昭和中期生まれの人ならまだしも(高度経済成長とはいえ、親が戦争を直に体験した世代だったり、まだ名残はあったのかもしれないと予想)、僕の世代でも戦争の話は教科書、または人からの伝え聞き。そう考えると、戦争映画で当時の描写から入るのはハードルが高いように思います。もちろん、そういうのでも十分引き込む作品はたくさんあると思います。が、多くの人には戦争をイメージするに、現代とのつながりがあったほうが易しいとも思います。

この映画は、現代の女子高生が主軸となって、戦争体験をしていく物語なので、そういった意味では、わかりやすい導入と思います。

 

ただ、史実を基にした作品と思うと×

しかし、きっかけはタイムスリップ。これは戦争映画と見ようとした民にとっては、ぽかんとしてしまう要素。なので、戦争を知るための映画として見るのが吉。戦争を美化するわけでもなく、でも日本民族の綺麗なところを描いてくれてる。そこは日本人として嬉しい。

タイムスリップと恋愛要素の掛け合わせも不純物でしかない

戦争、特に特攻隊の生き様・・・いや、死に様はを伝える/表現する映画として見てました。が、特攻隊の人たちの死生観に対し、「タイムスリップして恋愛感情のようなものが芽生える」という要素が違和感なんです。溶け込みきれていない不純物みたいな。

現代人の価値観を無責任に持ち込んで、かき乱している…と思えなくもないのです。ファンタジー要素としてそこを捉えて観るのであれば気にならないかもしれません。

 

総括

ファンタジー要素はありつつも特攻隊となった英霊に対し敬う意味を込めた映画として見れるのであれば〇。史実に忠実な戦争映画としては×(歴史をちゃんと勉強してないからそう思うのかもしれませんが)。そんな映画

 

その他

  • 途中で出てきた子役の演技、すごかった。ドラマとかでばえない演技と思うけど、映画や舞台では良い演技しそう。もし、あの子が演技の道に行くのなら、そっち方面で活躍してほしい。(昨今のTVドラマに良い印象もっていない民の感想)
  • 貧乏設定なのに3眼カメラのスマホ使ってるのは、製作側の落ち度。戦時のシーンの小道具もきれいすぎる。そういうところに拘っても良かったと思う。

 

【感想】【ネタバレ注意】ぼくらの7日間戦争 つまらなくはないけど、今のご時世では気になる点が結構ある

お盆休みは暑くて帰省する気が起きないので、暦ではなく気候的な秋口に帰省も墓参りもずらす僕。まわりは家庭持っている人が多いので、ぼっち夏休みになりがちですが、夏っぽいことしようと夏&ジュブナイル系映画をいくつか観て、なけなしの夏っぽさを演出。

それでみた映画の感想ですが、本記事はネタバレ含みますので、ご注意ください。

 

ぼくらの7日間戦争

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

短くまとまったジュブナイル映画

映画にしては短い時間。でも、最初の導入で提示したテーマをしっかりと描き切っている点は好印象。

大人の都合、個人の悩み、そういった少年期ならではの葛藤にたいし向き合う過程を描くという意味では、正統派のジュブナイル作品といえると思います。

 

ただ、大人が見ると気になる点が散見される

しかし、時代(2024年現在)には合っていません。少なくても僕はそう感じてしまいました。以下、その主な理由。

 

唐突な移民問題

不法滞在外国人の子供がトリガとなり、物語が加速し始めます。しかし、不法滞在外国人というのを取り上げる意味が解りません。日本全体で(某市町村で特に重大に)不法滞在外国人が問題になっている背景を考えると、センシティブすぎる要素を取り入れた結果、変なプロパガンダに見えなくもありません。少なくても映画公開時にはこういう問題はありましたし、今はもっと顕著な問題となっています。そういう時代に見てしまうと、疑問を呈してしまう所。

ただ、日本人側も悪い(労働条件が悪いとか)タイプを取り上げているので、まだそういう外国人設定のキャラを受け入れやすくはあります。

 

唐突な告白大会の雑さ

こういう告白大会があるのは良いのです。悩み・葛藤、そしてそれらに向き合って乗り越えていくというのは、ジュブナイル作品の醍醐味の1つだと思っています。

しかし唐突すぎるんです。同性愛云々も出てきますが、描写が不十分すぎて、悪い意味で過剰なポリコレ忖度してるんじゃと思ってしまいます。(社会に悪影響及ぼすタイプの)ノイジーマイノリティーのソレじゃないので、うんざり感は少ないですけど。

映画にしては短いアニメなので、もう少し時間を伸ばしてでも、脚本や演出で何とかできたのでは?と思わざるを得ません。もしかするとコストや大人の事情で長く出来なかったのかもしれませんけど。

 

こういった問題は、大人が見るから気になってしまうのかもしれない

こういう問題は、社会にもまれている大人になった僕が見ているから気になってしまうのかもしれません。子供の頃なら、「ふぅん・・・」で済ましていたかもしれない。そういった社会の諸問題に、どんな側の立場であれ何らかの意見を持っていると気になってしまうんじゃないかなと思います。

 

 

ピュアな気持ちで見れば、詰まらなくはない

実写映画リスペクトもありましたし、ジュブナイル映画として必要な(と個人的に思っている)要素もちゃんと備えています。描写の雑さ、時代背景的にセンシティブな部分は目立ちますが、勢いで見てしまう分には気にならず、つまらなくはない映画だと思います。

 

ちなみに念のために言っておくと、僕は合法的に日本に滞在しており、日本の法律を遵守している外国人は悪く思っていませんし、同性愛者に対しても一部の悪影響をばらまいているような人を除きネガティブな印象は持っていません。

 

 

最近見たアニメ ゲームに没頭し、アニメで息抜きする良いサイクル

仕事も趣味もいい感じに忙しい今日この頃。仕事は新たなプロジェクトが始まり、FF14は零式が始まり、野良での挑戦なので所謂フェーズ詐欺などのストレス(されたら嫌だし、自分がしていないかというのにも気を遣う)も抱えつつ、その癒しを別の趣味に求める。仕事と、趣味の中でも挑戦的なものと、純粋な楽しみのバランスのとり方に頭悩ませる今日この頃。だけど、そういう所に頭悩ませるのも悪くないかもと思う今日この頃。

 

この記事は、そんな感じで観たアニメの感想。いつも通り、「最近見たアニメ」であり「最近のアニメ」とは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

鬼滅の刃 柱稽古編

鬼舞辻󠄀無惨を倒すために

閑話休題的、というか物語の繋ぎ的な感じだった(軌跡シリーズでいうところの、創の軌跡みたいな)。この先の展開に向けた、ながーい導入ではあったけど、この先の展開に期待させる役割としては良かった。

 


The New Gate

第3の現実

ありきたりな設定だけど、キャラに関しては好印象。けど、こういうアニメにありがちなスローライフでもないのに、最終目的が何かというのが不明瞭なまま、設定を1クールかけて見せてる感が強い。最大のマイナスポイント。

 


ゆるきゃん3期

次、どこ行こうか

昔はキャンプというより、アウトドア飯にハマってて親近感沸いたけど、そのマイブームが落ち着いた今となっては完全癒し要素。キャンプ好きというより、いわゆる日常系が好きな人向け。

 


オーイ!とんぼ

第1話 とんぼと3番アイアン

ゴルフ漫画として面白いのは、このクール以降な気がする。確かにゴルフ語りはあったけど、このクールはあくまでも、ボーイミーツガールならぬ、オジサンミーツガールな感じ。
あと、最終話付近で主人公の見た目が大人っぽくなり過ぎ。半年くらいしかたってないんじゃなかったっけ?時系列と絵の整合性の雑さはあった。

 

 

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

第1話 第七王子に転生しました

漫画も少し読んでたけど、絵柄が合わなくて、すぐに読むのやめた作品。でも、アニメは嫌悪感無く見れた。きっとちょっとした好みとのズレだったんだろうな。
主人公が強すぎるし、冒険譚・成長物語的なものも無いので、魔法スゲーを楽しむアニメ。そういうジャンルとしては面白かった。

 

Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

episode.1 Lv2の勇者候補

かわいい女の子キャラを愛でるためのようなアニメ 。OPもそれを表してる。
タイトルから想像するチート無双系ではなく、女の子を愛でる系のアニメとして見るのであればアリ。

 

 

劇場版ユーフォニアム&3期

さいごのソリスト

青春ものとして、すごく面白かった。ラブコメ・青春、それにともなういざこざ、詰まっててよかった。これは劇場版も3期も両方とも。
ただ、恋愛要素に触れつつ、その後それに触れないのはどうだろう?匂わせは確かにあったけど。恋愛要素が主じゃないのはわかるけど、匂わせ程度なら、もっとドライに描写してよかったんじゃないか?これは脚本家がダメなのか、原作からそうなのか、アニメ勢の僕にはわからない。

 

神は遊戯に飢えている。

大人が商業作品として見るにはチープすぎる。ギャグマンガみたいにノリで何とかするというものではないのに、設定とかをちゃんと練った感じを全く受けない。妄想した設定を何となく形にしました感がする。作画が良いとも(素人感覚では)思えない。前半で見るのやめて、試しに最終話近くもみたけど、感想は変わらなかった。制作側にも狙う層はあるし、見る側の守備範囲にも限界はあるのだ。(n回目)

 

【ネタバレ注意】【感想】Final Fantasy XIV 黄金の遺産 --- 拡張だ、乗り込め!!

 

黄金の遺産のメインをクリアし、高難易度コンテンツやなんやらに勤しむこの頃。やっぱ拡張直後の「乗り込めぇ!!!」感は大好き。

拡張直後でやること多いとはいえ、メインクエストはクリアし少しのんびりモードになったので、ストーリー中心の感想。ざっくり感想ですが、ネタバレは含まれますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

今回の拡張は大まかに三つの章に分けれると思うので、それぞれ「王位継承編」「荒野編」「アレクサンドリア編」と勝手に分けて感想を書いてみようと思います。

大体ですが

・王位継承編:前半

・荒野編:話の繋ぎ

アレクサンドリア編:後半

という感じです。


王位継承編

なんというが出来レース感が強かった。そして新章という事で、漆黒や暁月と違い積み重ねてきたストーリーがない分、薄味のストーリーというのがざっくりな感想です。
たぶん、それを加速させてるのは、主人公的な位置づけのNPCであるウクラマトの魅力がなさすぎるという点です。国民を想う気持ちだけは一丁前な、無知王女というだけなんです。旅の中での成長も、相手を知ることが大事という事を学んだとかはありますが、知りたいと思うだけで理解しようしない(してる描写が無い)。薄っぺらすぎる。

ただ、つまらなかったかというと、そうでもありません。

ストーリーの厚さは物足りないものの、新しい文化に触れるという意味で旅行的な楽しさはありました。違う言葉で言えば、設定を楽しむ的な感じです。過去拡張の設定なんかを矛盾なく取り入れているあたり、世界観の作り込みは昔からされてたんだろうなと感じます。

ファイナルファンタジーというよりヒカセンの夏休みとして捉えるならば楽しめる章。

 

野編

完全に後半への繋ぎです。そのための、お使いクエスト。多少のファンサービス要素(過去拡張に関わるキャラクターが出てきたり)はあるものの、お使い要素が前面に出すぎと感じてしまいます。後半への伏線にはなっているものもありますが、このフェーズが退屈という感想を覆すほどではありません。

 

アレクサンドリア

ここはファイナルファンタジーしてたと思います。国というか世界規模の危機に対して、問題解決に向かうヒカセン。冒険するぞというより、魔王を倒すぞ的な展開。単純と思われるかもしれないが、ドキドキもワクワクもするこういう展開は好きです。

しかし、気になる点もあります。

 

1つは重要NPCであるウクラマトでしゃばり感。いや、ついてくるのはいいんですよ。王としての責務みたいなのもありますし。でも、そのせいで自分のキャラや重要キャラであるはずのクルルさんの存在感が薄く感じてしまいます。ウクラマトが魅力あるキャラであるならば、それでも良かったのかもしれません。しかし、僕にとってウクラマトは魅力がないNPCです。そして後半では、ウクラマトの魅力のなさが顕著に出るシーンが多いんです。

例えば、ゾラージャが父に対して色々悩み・葛藤を持っているのに対して「親父と鱗の色同じだろ?」とウクラマトが見た目を言及するシーンがあります。しかし、ゾラージャの悩みはそんな表面的なものではないのは想像に容易いです。でも、知りたがっても理解しようとしないウクラマトは、そこに言及してしまう。というように見えてしまうんです。もしかしたら、真意は違うのかもしれません。が、プレイヤーが真意をスムーズに理解するための描写を脚本が怠っており、結果ウクラマトが魅力のないNPCになっているように感じます。

 

2つ目はFF10を彷彿とさせる要素が多い割にFF9の雑なオマージュ推しな点です。ストーリーはMelodyOf Lifeから着想得た気配はあるし(逆に近づけようとしたのかもしれないですけど)、FF14はFFのテーマパークと呼ばれる側面もあるのでFF9が匂ってくるのは別に良いんです。でも、雑なBGMの挿入、中途半端にスタイナーに似たキャラ。オマージュ要素に対して、違和感と残念感のほうが強いです。地名やカットシーンの見た目のオマージュ位に止めとけば良かったのにと思います。

しかし、違和感や残念感はあっても、嫌悪感とまではいきませんでした。その理由は、雑なオマージュであるからこそ、今のところは元のFF9とかけ離れすぎていると感じているため、FF9とちゃんと切り離して捉えられるからだと思います。

今後のパッチでどう転がるかはわかりませんけどね。


と、気になる点はありつつも、終末(暁月のフィナーレ)を乗り越えたあとのストーリー展開の可能性は見せてくれたのかなとは思います。ただ、良い方向に転じる可能性だけでなく、悪い方向に落ちる可能性もある。なので、ファンとしては期待と同時にハラハラ感も残ります。悪い方向に落ちてしまって、廃れて欲しくはないゲームですし。

 


まとめ

旅行気分が楽しめる前半と、まだ広げる余地はありそうだなと言う可能性は見せてくれる後半。しかし、積み重ねてきたストーリーが無い分、漆黒や暁月に比べると薄味。比較するのは酷なのかもしれないけど。

ネガティブなことは書いたけど、ストーリー自体も十分に楽しめたし、MMOの魅力はストーリーだけではないので、そういう面でも進行形で楽しんでます。これからも期待しています、FF14

 

最近見たアニメ FF14の新拡張”黄金の遺産”に向けてデュエルスタンバイ!

やめて!仕事関係者の都合で、6/28に会議入れられたら、有休申請している僕の有休まで燃え尽きちゃう!海外の人なので下手すれば夜中の会議よ!

お願い、死なないで有休!

あんたが今ここで倒れたら、FF14の新拡張パッケージ”黄金の遺産”のスタートダッシュはどうなっちゃうの?

猶予はまだ残ってる。ここを耐えれば、スタートダッシュ出来るんだから!

次回「有休死守」デュエルスタンバイ!

 

有名な次回予告のようにならなくてよかった。交渉上手くいって良かった。そして、「死す」と「死守」の語呂が似てるのに、意味は対義語ではないけど結構反対だなと思った。

 

そんなこんなで、FF14の新拡張に向けて、溜めたアニメの消化週間の履歴。いつも通り、「最近見たアニメ」であり「最近のアニメ」とは限りません。

 

 

 

 

 

バーテンダー 神のグラス

第1話 優しい止まり木

昔のアニメかと思ってアマプラのウォッチリストに入れてたけど違った。昔はお酒の高尚さを前面に出してて、それはそれで悪くはなかったと思うけど、今作はより原作漫画の雰囲気に近い感じ(ストーリー含め、もちろん差異はある)。ストーリーを軸にお酒にまつわるエトセトラが描かれ、原作に寄り添ってる分、原作ファンとしては嬉しい。お酒に興味があんまりなくても、興味のきっかけになり得るアニメだと思う。強いて言えば、原作の少しギャグっぽいノリがもう少しあれば、なおよかった。

ちなみに、ヒロイン的立ち位置の来島美和の声優をしている南條愛乃さんはFF14のクルルも担当していて、きっと”黄金の遺産”でも重要な立ち位置。

 

じいさんばあさん若返る

第1話 じいさんばあさんと運動会

漫画も読んでたけど、ほのぼの系として凄い良作。最後は死が待っている物語なんだろうと最初の方からわかるけど、きっと幸せな側面もある死なんだろうなと安心して読めるので、やっぱほのぼの系。アニメだと1クールの制約があるので匂わせエンドだけど、ここまでやるなら、漫画のラストまで書いても良かったんじゃないかとは思う。

 

SINGULARITY Noir

ボーイミーツガールな作品として良かった。

アンドロイドが関わる、崩壊した世界で、閉鎖的または暗いイメージになりがちなところをポジティブに描き、ただし切ない部分はしっかり演出含めてメリハリつけて描いてる。

ロボットはジャンク感と霊子甲冑(サクラ大戦のやつ)を掛け合わせた感じ。最初はジャンク感からくるロマンがあり、後半になると兵器らしい姿になり違うロマンがある。

面白かったけど、設定はアニメだけだと少し不完全燃焼。語り不足な部分はあるように思う。ゲームもあるようだし、その前提なのかもしれない。ただし、主人公の夢、人間とメイガス(アンドロイド)の関係を中心に描かれているので、投げやり感が気になるという感じではない。

 

 

出来損ないと呼ばれた元英雄は、実家から追放されたので好き勝手に生きることにした

第1話 追放

主人公の気持ちも分からなくはないけど、達観的過ぎて感情移入があまりできない。俺TUEEE系の爽快さだけを楽しむアニメ。

 

 

ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

episode.1 私を殺した婚約者

面白かったけどデレ要素が少ない気はする。想像してたのとは違ったけど、違うにいしてもインパクトが弱い感じ。つまらなくはないので、見て損とかそんなんじゃないけど。

 

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

機動戦士ガンダムSEED FREEDOM

映画なので個別の記事でとも思ったけど、ざっくり感想。

つまらないわけではないし、ロボットロマン/兵器ロマンもあるし、過去作知ってる民として燃える展開もあった。ただ、TVアニメの頃からあった、宇宙世紀の"雑でイキった"オマージュは相変わらず、それが宇宙世紀好きには気に障る(オマージュ自体は否定しない、雑でイキったオマージュが嫌なんだ)。

そして、宇宙戦艦ヤマト銀河英雄伝説を意識したのか、元の作品とは違うノリを戦闘に織り交ぜてきているのも中途半端。

面白いという感想と貶したい気持ちが半々くらいで両立する何とも言えない作品。

 

 

【感想】FINAL FANTASY XVI DLC Echoes of the Fallen《空の残響》/The Rising Tide《海の慟哭》  もう一度キャラに会える楽しみと、設定の補完

FINAL FANTASY XVI(ファイナルファンタジー16) - PS5

FF16にドハマりした僕ですが、今更のプレイ。

DLC第二弾まで待ってからやろうとしたのと、好きなゲームだからこそもう一度触れるのに腰が重かったんです。

ただ、触れないという選択肢はなく、FF14の新拡張がもうすぐ来るのでこの機を逃すともっと先延ばしになってしまうと思い、この度クリア&感想。

核心部分のネタバレは避けていますが、匂わせはあるので、ネタバレに敏感な方はご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレイ時間

クリアだけなら両方合わせて10時間弱。

ゲーム内でロア(ゲーム中で見れる設定解説みたいなもの)を読み込むのも含めると、もう少しプレイしていると思います。

 

ストーリーの補完ではなく、設定の補完

メインストーリー進めるうえで気になる伏線を回収するようなDLCのストーリー。しかし、メインストーリーに影響を与えるようなものではなく、あくまで設定の補完です。

ただ、FF16の大きな魅力の一つに重厚な世界観と設定があると思うので、FF16を楽しみ切りたいという人はプレイし、そしてロア(ゲーム中で見れる設定解説みたいなもの)をしっかり読むというのはありだと思います。

 

設定補完の他は、ファンサービス要素

プレイ時間の10時間弱というのも、ブランクで操作を忘れてしまっているのと後述の戦闘難易度のせいであり、ストーリー自体のボリュームはもっと少ないです。

そう考えると、ファンにとってはもう一度クライブやジル、ジョシュアに会えるという楽しみはあるものの、そうでもなかった人には必ずしも触れないとというものではないと感じてしまいました。

 

戦闘難易度は高め(アクションフォーカスの場合)

フロムゲーみたいにめちゃくちゃ高難易度みたいなものではありませんが、ブランクがある中で、この難易度は高すぎないか?と思ってしまう難易度。特にThe Rising Tide《海の慟哭》 は。スキルの特性、アクションのタイミング、コンボの種類、諸々忘れている中で、それらをちゃんと駆使しないとクリアできませんし、相手の攻撃を回避するのも骨折り。DLCなので思い出す導線もありません。

コンティニューがあったりするので、クリアできないみたいなケースは少ないと思いますが、戸惑いはある難易度だと思います。

僕はムキになってコンティニューせず、負けたらロードし直しをしていたので、テンポも悪くなってしまいました。これは僕のせいですけどね。

この難易度を「やりごたえのある戦闘」と捉えることもできると思いますが、上述した通り設定補完&ファンサービスのような位置づけと感じてしまうDLCだったため、もう少し控え目でもよかったんじゃないかというのが正直な感想です。

 

CGは相変わらず美しい。しかし・・・

CGは相変わらず美しいです。トレーラーとかで分かる通り、The Rising Tide《海の慟哭》 は青空が広がるような場所がフィールド。メインではストーリーもあいまって、ダークな雰囲気が印象に残りましたが、FF16の綺麗なCGで明るいフィールドを体験できるというのは良かったです。

しかし、改めてプレイすると、ムービーはともかく、それ以外の会話シーンが人形劇のようなぎこちなさを感じてしまいます。FF7リバースではそういうのも滑らかな印象があったので、比較してしまう今ではフォトリアリスティックにし過ぎた弊害を感じてしまいます。

 

まとめ

気になる点をいくつか書いたものの、FF16に満足した僕にとっては嬉しい体験でした。しかし、FF16の評価が高くない人の評価が変わるようなものではありません。

価格的にコスパが良いとは言えないので、FF16が好きだ!という人はやって損はないけど、そうでもない人はやるにしてもセールとか待っても良いかもしれません。