あけましておめでとうございます。
年末年始、親戚と仲良くない僕は帰省するタイミングをずらしたので、正月休みはいくつかの新年会には参加しつつ、基本はゲーム三昧でした。そして、年末からプレイしたく温めていたデジモンストーリー タイムストレンジャーをプレイ&クリア。新年早々、良いRPGに出会いました。
以下感想では、物語の真相を突くようなネタバレは避けていますが、匂わせの感度は人それぞれ。敏感な人はご注意ください。
プレイ環境・時間
PS5でプレイ。経験値稼ぎ等が可能なDLCを活用し、難易度:バランス(いわゆるノーマル難易度)、サブクエストも全部プレイするというスタイルでクリア時間は50時間弱でした。
あらすじ
超常現象を解決するための秘密組織”ADAMAS”のエージェントである主人公。調査中に、アイギオモン/御園イノリと出会い、過去と現代/東京(新宿・秋葉原)とデジタルワールドを行き来し、危機に瀕した世界を救うため真相に迫っていく物語。
ストーリーは少年の心を持った大人向け
序盤は目の前のピンチに対して手を打つ的な展開で、デジタルワールドを冒険している感はあるものの「おつかい」的な印象が強めです。が、真相が見えてくるにつれて、世界の在り方についての行動になってくる。それに伴い、ぐっとくる場面、熱い場面も増えてきます。特に最後の盛り上がりは少年漫画・アニメの最終回を観ているような印象でした。
また、オリュンポス12紳をモチーフにした壮大な物語であること、時間遡行が一つのキーワードになっていること、というのが物語に複雑さを持たせており、「小学生がプレイしてどう感じるのかな?」とは思うものの、大きなお友達にはその複雑さが良い刺激だと思います。
育成要素のあるRPGとして完成度の高い
基本的にはデジモンを戦わせる、ターン制のバトルです。ただ、難易度:バランスだと、ストーリーを進めていくと出会う強い敵(ボス)に、何も考えずに相対すると苦戦する場面も。それに対してレベルを上げ、デジモンを進化させ突破していく、このシンプルな構造が純粋に楽しかったです。そして、そこにデジモンならではの育成用が上手くかみ合っていました。
というのも、このゲームは、デジモンのタイプの相性・技の属性の相性も大きく影響するゲームバランスです。例えば、Lv的には十分だし進化世代(完全体とか成熟期とか)的にも充分だったとしても、相性が悪いと全然ダメージ与えられないし、被ダメージもかなり痛いのです。なので、デジモンが450種類以上いる中でお気に入りを見つけ強くするだけでなく、どのデジモンを育てどう進化させるか、パーティーにどのデジモンを選ぶか、こういった要素も重要になってきます。
RPGを進めるために、色んなデジモンを収集しつつ育てる、良いシナジーでした。
ただ、こう感じたのは、僕が経験値やお金を稼ぐことが出来るダンジョンを追加するDLC(税抜き800円)を購入していたからかもしれません。というのも、このDLCのおかげで、Lv上げ・育成がスムーズにできたものの、無いとかなりの労力・時間を費やす必要がありそうで、作業感が強く出てしまっていたかもしれません。そういった作業も醍醐味の1つかもしれませんが、時間制約がある方には、このDLCだけは購入することをお勧めします。
気になる要素も少しある
ストーリー面もシステム面も非常に満足した今作ですが、気になる点も0ではありません。
・主要人物以外のキャラの描写の薄さ
御園イノリの友達である鷺坂ヒロコ、父である御園公介をはじめ、物語に十分絡んでは来るキャラも終盤にかけて置いてきぼり感があったように思います。ストーリーが壮大であるがゆえに、一般キャラにを上手いこと絡ませられなかったのかもしれませんが、もう少し良い扱いしても良かったとは思います。
・BGMの盛り上がり
少年漫画・アニメ的な盛り上がりに対して、相応の楽曲が無いように感じました。盛り上がりをもっと熱いものにするために、90年代アニメOPのような熱いものがあっても良かったかもしれません。
・ファストトラベル
ファストトラベルのような機能はありますが、そこまで使い勝手が良いものではありません。ストーリーを進めるだけであれば気になりませんが、サブクエまでやろうとすると、所謂「おつかい」が多く移動が億劫です。そこまで含めると、もう少し使い勝手が良くても良かったなと思います。
まとめ:少年漫画/アニメが好きな大人向けの良作RPG
ストーリーは少年心くすぐられる熱い展開も用意された、壮大な物語。そして、バトルシステム面でもRPGとしてのシンプルな面白さとデジモン育成の面白さが上手くかみ合っています。
そこそこボリュームのあるRPGがやりたいと思う際に、選択肢として大いにありな作品だと思います。










