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【途中の感想】ハーヴェステラ HARVESTELLA たぶん中盤に差し掛かった時点の感想

HARVESTELLA(ハーヴェステラ) -Switch

 HARVESTELLA

新しいゲームではないですが、時間が少しできたので買ってみました。

ファンタジー×生活シミュレーションRPG ということで農業で生計を立てながら冒険するというような内容です。

まだ途中なので、もしかするとクリアする時点での感想とは異なっているかもしれませんが現時点での感想を書いてみようと思います。なお、攻略サイト等は見ないでプレイしている人間視点の感想です。

ちなみに、途中の感想(レビュー)というのは個人的には重宝しています。
最後までプレイしての感想も嫌いというわけじゃないですが、特にRPGのようなゲームでは人の好みに大きく左右された感想になりがちです。そんなバイアスが少なめの途中感想というのは結構参考にしたりしています。

 

 

 

ストーリー・世界観

ストーリー

ファンタジー×生活シミュレーションRPGということで、ストーリーがどれくらい濃厚か(中途半端なストーリー要素じゃないか)というのは少し気になるところでした。しかし、まだ中盤ですが、これはもう立派なストーリーRPGです。どちらかというと、農牧の方が今のところフレーバー/ストーリーを進めるうえでのサポートシステムのように感じます。

こじんまりした世界

僕の好きなRPGでよく上げるのがFFや軌跡シリーズです。これらのシリーズって、ワールドマップの有無は置いておいて、大きな世界が広がっていてそこで行動するんですよね。それに比べれば、かなりこじんまりした世界で、農牧で生計立てながら世界の謎に迫っていくというような感じです。

キャラの深堀

主人公以外の主要キャラの深堀も結構深く書かれているのに加え、モブキャラを深堀したサブクエストもそれなりにあります。僕の考えですが、こういったサブキャラの描写が世界観に深みをもたらすと思っています(サブクエストじゃなくても、話しかけた時の会話内容によるフレーバーとかも含む)。この世界に、人が住んでいて、世界を形成しているんだ・・・というように感じられるからです。本作では、これがあるので、こじんまりした世界でも人の営みというのが十分に感じられる厚みのある世界観になってます。

主人公について

主人公が第三者的にセリフを話すタイプのRPGではありません。しかし、会話の中で選択肢を選ぶことが求められる頻度が多く(これがどの程度ストーリーに影響しているかは不明)、ちゃんと意志を以て会話に参加している感とプレイヤーの分身である感がしっかりあります。

他のゲームで例えるなら、FF14のような感じでしょうか。(FF14も主人公はしゃべらないが、選択肢で会話に参加していくスタイル)

ちなみに、性別が男女だけでなくニュートラルというのが選べたり、性別男を選んでも見た目女の子に出来たり(キャラクリ自由度は低い)します。ポリコレ忖度というほどの印象は受けなかったので、正直どうでもよいところ。

 

システム

全般

ロード時間は比較的短く、カクツキのような挙動も今のところありません。UIもわかりやすく、ストレスフリーでプレイできます。

グラフィック・音楽

CGはフォトリアリスティックのようなものではなくデフォルメされたものです(なので、ロード時間が良い感じなのかもしれません)。風景等は綺麗に感じますが、PS5のゲームで感じるそれではなく、漫画の絵でキレイだなぁと感じるそれに近いかなと思います。

音楽は「癒されるなぁ」と感じることは多いですが、まだ何とも・・・。良い音楽ではあると思いますが、ゲーム音楽は、音楽そのものの良さだけでなく、ゲーム体験(ストーリー)との組み合わせだと思っているので、きっとストーリー的にも盛り上がっていくであろうこれからに期待。

時間(1日24時間)の概念

このゲームには時間の概念があります。夜にしかできない何か・・・というのもありますが、朝起きて~夜寝るまでの間に冒険・農牧・クラフト・サブクエをこなさないといけないんです(夜更かしはデメリット)。ダンジョン攻略も、ワープポイントの解放やショートカットを解放しながら、夜になればいったん帰ってまた明日・・・という感じ。このシステムのおかげで、生計を立てながら冒険してる感が結構出ると思います。

一方で、このシステムのおかげで、重要そうなイベントの途中で家に帰って寝たり農業に勤しんだりも出来ます。正直「いま農業やってる場合?」と思わなくもないです。この辺は、システムとストーリーのバランスが難しいところでしょうね・・・。

バトル

基本アクションRPG。移動しながらボタンで攻撃を加え、条件揃えば必殺技のようなものが使えるという感じ。他のゲームに例えるなら、超シンプル版キングダムハーツ

”超シンプル版”としたのは、回避や防御のような要素が少ない、(中盤の今のところ)バトルでのギミックのようなものも少ないので、HP気にしながらごり押しになりがちです。

なので、バトルに重きを置く人には物足りないかもしれません。

農牧・クラフト

農牧とクラフトは金策・冒険に必要なアイテムの調達要素です。何が金策に良さそうかなど、探りながらやるのは結構楽しいです。

一方で、操作などは結構単調です。また、「この作物が金策良さそう」というのがわかれば、いっそう作業感が増してしまいます。

僕の場合、こういう作業感あるのもロールプレイとして楽しめるので、個人的にはマイナスではないですが、メンドイとだけ感じる人はいるかもですね。

FF14などのゲームでギャザクラ(アイテム採集/アイテム作成するジョブ)で必要なアイテム作ったりお金稼ぎロールプレイするのも大好きです)

 

まとめ

個人的には好みのゲームでオススメです。一方で、前述した通り、合わない人もいるかもしれないので、その辺まとめてみます。

こんな人は好きそう
  • ストーリーRPGが好き
  • フォトリアリスティックは求めない
  • 単調な側面もある作業もロールプレイとして楽しめる
    (もしくは、デイリー作業のようなものが苦ではない)
こんな人には合わなさそう
  • ほのぼの農牧ライフが目的
  • デフォルメされたCGはロークオリティと感じてしまう
  • 作業的なプレイは苦痛でしかない
  • バトルの面白さこそ最重要なポイントと思っている