趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年。アニメ・ゲームが好き。

【感想】フリクリ --the pillowsの解散をきっかけに再視聴

 

好きなアイドルなりVTuverなりが引退した時、○○ロスという人をよくみかける。
僕も充分オタク側の人間だし、もちろん好きなものが終わるというのは寂しいというのも分かるけれども、ロスという気持ちにはイマイチぴんとこなかった。でも、the pillowsの解散でちょっとわかった。たぶん僕の場合、どれだけ熱狂したかよりも、長い間好きだったものが欠けるときにロスになるんだ。

the pillowsは大好き。でも熱狂的なファンの方からするとにわかと呼ばれるくらいだとは思う。でも、僕の学生時代を彩ってくれたのは間違いではないし、中学時代から好きだったバンドなんだ。

長年触れてきたものがぽつんと消える。ぽっかりと穴が開いてる・・・。これがロスか。

 

2/1に突如解散を発表したthe pillowsthe pillowsを知ったのはラジオか何かだったと思うけど、好きになったきっかけはフリクリだった。当時の僕はバンドとかあまり興味持っていなかったしね。

 

そんなフリクリ、去年のブラックフライデーの時に安くなっていたのでBlu-Rayを買っていた。the pillowsの解散をきっかけに開封するとは思っていなかったけど、これも一つのタイミング。

 

感想を書いてみますが、僕の解釈を含んでいますので、「そんなの違うだろ!」みたいなご意見あるかもしれませんが、そこはご容赦ください。

なお、OVA作品のみの感想です。

 

 

 

 

 

 

 

概要

ガイナックス(精神的には現カラー・・・と思っている)作品。エヴァなんかに比べればマイナーだけど、カルト的人気のアニメ。
ジークアクスの監督でもあり、エヴァの旧劇・新劇の重要ポストで、トップをねらえ!2の監督でもある鶴巻和哉氏が監督。権利関係でややこしい経緯はありますが、その辺は触れません。

 

何が起きているのか、何が進んでいるのかわからない。わからないまま進み、わからないまま終わる。

主人公ナオ太は突然現れたハル子に振り回されて、トラブル?何かしらの策略?に巻き込まれていく。
でも、何が起きているのか、何が進んでいるのかわからない。わからないまま進み、わからないまま終わる。わかるかも・・・と思う瞬間もあるけど、やっぱりぼんやりしている。如何せん、語られない。
挑戦的な演出や表現にカッコよさを覚え、練られたメタ的な展開とギャグにクスッとし、ヒロイン(?)の乗るベスパに憧れ、the pillowsの楽曲に耳をそばだてるアニメなのかもしれないというのが最初に来る印象。芸術的っぽいモノか、あるいはサブカルっぽいモノを感じるアニメ。

こういう側面が、考察する楽しさを生み、カルト的な人気の根源になっているのかもしれない。

 

俯瞰してみると、違う見方が出来るかもしれない

先述のように楽しんでも十分良い作品だと思う。でも、一通り観て、俯瞰的に捉えようとすると少し見え方が変わる気がする。

あくまで僕の解釈だけど、世の中を/大人を嫌い達観しつつも普通な主人公ナオ太の周りの人間含めた成長物語。いや多少成長しながら自己を認識するに至るまでを、隠喩的に表現しているもの・・・と見える。直接的な表現ではなく、視聴者の想像力に働きかけて表現しているんだ。

 


the pillowsの楽曲が印象的。特にLITTLE BUSTERS(僕の主観)

フリクリではthe pillowsの楽曲が、要所要所で挿入されている。おしゃれに、印象深く、シーンとのマッチングも良い。

今でこそ作中にお洒落な曲が流れて盛り上げるスタイル多くなってきてるし、同じ鶴巻和哉監督の機動戦士Gundam GQuuuuuuXでも、そんなシーンがあった。でも、そういう先駆けは、少なくても先駆けの1つはフリクリなんじゃないだろうか?

 

色々なthe pillowsの楽曲が使用されているけど、一番印象に残ってるのはLittle Busters。
先述の僕の勝手な解釈も含めて考えると、ちょっとしっくりくる。

サビを一部を僕なりに意訳すると、
「未来に歌いだせ!支配者何か必要無いのさ。ただ、(世界は)君を待っているんだ。」

「殻破ろうぜ」みたいな意味と、先述のナオ太の成長(?)が少しマッチすると、考えてみたり。

■メモ■
歌詞に使われているLITTLE BUSTERSの部分は「君」と意訳したのは、the pillowsのファンネームのようなものがBUSTERSだから。

 

 

 

さいごに

映像のカッコよさとthe pillowsの楽曲のカッコよさのハイブリッド。

癖は強いけど、雰囲気味わう感じで観るのもOK。もちろん、何度か見て、自分なりの解釈をするのも楽しいアニメ。

 

■メモ■
2025年2月時点、アマプラでみれます。無料ではないけど(レンタル or 追加サブスクが必要)