趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年

ブックカバーは紙が良い

駅のホームで少女がトルーマン・カポーティの草の竪琴を読んで電車を待っている。

映画「秒速5センチメートル」のワンシーンで、アメリカの小説も好きな人からすると物語の中での重要さ以上に印象に残るかもしれないシーン(と勝手に思ってます)。こういう印象的なシーンは、しばしば真似てみたくモノである。

しかし、このシーンに関して、僕が実際にそれをリアル生活でしたいと思うかというと、そうは思わない。草の竪琴を読んでみようとは思っても、(外で)読むときはブックカバーをつける。草の竪琴を読んでる人でなはく、他人の目からは本を読んでいる人に留まっておきたいのだ。万が一、赤の他人からそれだけで変に親近感を持たれたいとも思わないし、そんな出会いは創作物の中だけで良い。(読む本がニッチ過ぎて変な目で見られるのも嫌だ。)


というわけでブックカバーのお話。
本屋で本を買えば「カバーお願いします」で紙のカバーつけてもらえますが、紙の本もネットで買うことが多くなってきました。

そうするとブックカバー付いてこないことがほとんど。ブックカバーを自分で用意するしかないです。

 

 


大は小を兼ねるた思った。フリーサイズの布などのブックカバー


個人的には合いませんでした。まず、フリーサイズというのは、大きめのサイズを適宜折りたたんで使うということです。クセがついてしまい、あまり使わない中間サイズが使いづらいんです。
また同じものを使い続けるので、そのうち汚れが気になってきます。手入れのしようはあるでしょうけどね。
僕は、おそらく、今後別の選択肢が取れなくならない限り、この選択肢には戻らないでしょう。


モビルスーツだって、適正あるじゃないか。サイズ別の布や革製のブックカバー

フリーサイズよりは個人的に合いました。でも、サイズが固定で複数種類持たないといけません。そしてA5サイズなど、サイズはある程度セオリーに従ったものなので、コミックなどでたまにある変則的な大きさの本などでは微妙にサイズが合わなかったりと、気になる人には気になる…。
フリーサイズのカバーに比べれば、自分に合ってるので、お気に入りをいくつか持っておくって感じの運用に落ち着いています。

 

結局正義は紙のブックカバー

これが個人的正義です。
・その辺の書店で使ってそうなブックカバー用の紙を買っても1枚20円くらい
・紙質拘るなら、こだわりようはたくさんある
・(サイズが合えば)コスト気にするならそのへんのコピー用紙やクラフト用紙でも良い
・無地のコピー用紙が貧乏臭ければ何か印刷すれば良い
・包装紙や紙袋のリメイクという手もある

■メモ■
包装紙や紙袋のリメイク・コピー用紙等に何か印刷する場合は、完全個人利用程度なら良いでしょうが、売るのは商標や著作権的にNGですし、むやみに公衆な無線(例えばSNS)に載せるのも危ういケースがあるのでご注意。

コスパもそこそこ、こだわりよう/バリエーション◎、汚れてもダメージ少ない。結局、紙のカバーが個人的に神でした。