Pokemon Goのために買ったPokemon Go Plus +ですが、せっかくなのでPokemon Sleepでも使ってます。今回はPokemon Sleepで使用した視点での感想を書いてみます。
睡眠(促進?)アプリとしてのPokemon Sleep
僕らの世代(ポケモン緑・赤から触っている世代)にとってポケモンというコンテンツ、ポケモンを集めるという行為は少し特別感があります。特別感というのは「高級レストランに行く」みたいなものではなく、「ノスタルジックな日常」みたいな感じです。ポケモンはいまだに最新コンテンツを出しているものではありますが、思い出の部分も大きいのです。
睡眠促進・睡眠の質計測しつつポケモンを集めるというこのアプリは、あどけない少年期(あるいは”今も”かもしれませんが)ポケモンにはまった大人にとって、懐かしさと実用性を兼ね備えた良いコンテンツと思ってます。
また、Fitbitのようなスマートウォッチで睡眠計測機能があるものも多いです。しかし、僕は就寝時に何かを付けて寝るというのがどうも落ち着かなく、Fitbit持っているものの睡眠計測機能は基本使いません。そういう人には、体に装着する必要のないこのアプリは良いと思います。(今回、後述の計測結果比較のために、久しぶりにFitbitでも計測しました。)
Pokemon SleepでPokemon Go Plus +使う意味
Pokemon Sleepでの計測はPokemon Go Plus +なくてもスマホだけでも測定できます。両方試しましたが、Pokemon Go Plus +使った方が良いと思ってます。ただ、デメリットもあると思ってるので、思い付きレベルですが列挙してみます。
メリット①:アプリを起動しておく必要はない
スマホで計測する時はアプリを起動しておく必要があります。
就寝時に充電しておくという人は多いのではないでしょうか?僕はその一人です。
しかし、アプリを起動しながら充電というのは、全くしないという訳ではないもののバッテリーの劣化を考慮すると避けたい行為です。Pokemon Sleepはそんなに重たいアプリではない気はしますが、スマホ充電しながらアプリ起動し続けるというのには抵抗感ある人は多いと思います。
その点、Pokemon Go Plus +を使用する場合はアプリを起動しておく必要がないのです。これが地番のメリットだと思ってます。
メリット②:Pokemon Go Plus +の方が操作が楽
Pokemon Go Plus +の場合はボタンを長押しして睡眠開始し、起きたらもう一度長押しして終了すればOKです。そして8日分までデータを保持できるようです(そこまで試したことないですが)
睡眠の報告の後回しはスマホで計測する場合も出来るようですが、アプリ起動して睡眠ボタン押して・・・の一連の動作は、どうってことない動作ですが、それでもメンドクサク感じてしまいます。
Pokemon Sleep で継続的に睡眠の質を計測するならばPokemon Go Plus +あったほうが長続きしそうです。
メリット③???:ピカチュウの子守歌
Pokemon Go Plus +で睡眠スタートするとピカチュウがきらきら星を歌ってくれます。
30過ぎたおっさんがピカチュウに子守歌歌ってもらっているという図は、かなりきついものがありますが・・・(なのでメリット????です)、癒しには間違いありません
小さい子供が使うとかなら、明確なメリットになりそうな機能ですけどね。
デメリット①:音声録音できない
スマホの場合は音声録音されていびきや歯ぎしりの音が確認できるみたいですが、Pokemon Go Plus +使用の場合は出来ません。必要かどうかは人によるとは思いますが、明確なデメリットではあると思います。
デメリット②:Pokemon Go Plus +が近くにないと、アプリに登録できない
当たり前の事なんですけどね。
スマホで計測して後で登録する場合は、スマホで完結するので電車の中でも職場でもできますが、Pokemon Go Plus +使用の場合はPokemon Go Plus +も持ちあるいていないとできないです。大きなデメリットではないと思いますが、ふとした時に不便かもとは想像します。
デメリット③:安くはない
定価6500円なので、決して安くはない。わかりやすいでメリットです。
計測精度の参考
専門家でもないですし、計測方法も全然違いますし、医療機関とかで正確な計測をしたこともないので詳しいこと語れませんがFitbitと同時に計測したので参考に結果を載せてみます。あくまで参考なので、どちらが良いとかそういう事を語るものではありません。
計測結果①
左がPokemon Sleep 、右がFitbitです。
スクリーンショットからは外れてますが、Fitbitでは酸素量も推定してくれるので、計測項目としてはFitbitの方が優秀ですね。
たしかこの日は2時前にはベッドに入りましたが、なかなか寝付けず、最後に時計を見たのが2時半くらいだった気がします。そう考えると、寝つくタイミングはそんなに大きな差はなく検出してる気がします。
"ぐっすり"や"すやすや"といった眠りの深さのような指標は、きっと閾値も違うのだろうなと思うので、一概に比較はできないかもと思いつつ、「時々目が覚めている状態に近いところまでいってしまっている」という似たような傾向は両方とも検出してそうです。
計測結果②
寝つくタイミングはそんなに大きな差は無いというのは今回も同じですが、覚醒状態の検出にはちょっと差がありました。
また”ぐっすり”と”深い睡眠”にも差がありますが、Pokemon Sleep は3段階・Fitbitは4段階の指標で表していることを考えると、Fitbitの浅い睡眠の範囲にはPokemon Sleep だとぐっすりに入るところもあるかもしれません。そう考えると、似てる傾向(ぐっすり長め)で検出できているのかもしれません。
が、この項の最初に言った通り、断言できる要素は0なので、「もしかすると、こういうことかも」くらいで捉えてください。
まとめ
Pokemon Go視点で感想書いたときにも「Pokemon Go だけで使うなら高いかも」と書きましたが、Pokemon Sleep 視点でも「Pokemon Sleep だけで使うなら高い」と思います。僕の持っているFitbitは15000円くらいのものですが、健康に関する計測項目は圧倒的にそちらの方が多いですからね。Pokemon Sleep でのPokemon Go Plus +の使用も便利なのは間違いないですが・・・。
ただ、Pokemon Go視点での感想も書きましたが、Pokemon Go でも使用する(または、Pokemon Goを使ってウォーキングするためのモチベーション維持のための投資)という価値も享受できる人であれば、安いとは言いませんが、まぁありな価格なのかなとも思います。