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【ボードゲーム・アナログゲーム】【感想】さかな、さざなみ、さようなら

さかな、さざなみ、さようなら

1人専用ボードゲーム(カードゲーム)。



 

ボードゲームって複数人プレイが基本のものが多く、1人用といっても「複数人プレイが基本だけど、一人でもできるよ」って感じが多いかなと思います。

ボードゲームを一緒にやる仲間や機会が多いわけではないので、1人専用というのが気になり買ってみました。

 

■メモ■
ボードゲームアナログゲームに興味深々で、今後もっと触れていきたいとは思っていますが、通というわけではないので、素人視線での感想になります。
 

全貌

基本的なコンポーネント

・彼岸=カード捨て場

・山札置き場

・各種カード

の3種類のみで、すごくシンプルです。中身を飾っておくというようなものではないですが、アートの雰囲気は結構いい感じですね。

 

基本ルール

基本的なルールは、山札にあるカードをすべて解放する=彼岸にカードを移動するというものです。

各カードの左上に捨てるためのコストが書かれており、そのコストに見合った”徳”カードを消費することで、カードを解放することができます。

カードには特殊効果もあり、魔法カードのように使えるものやカードを捨てた時に発動する効果など、それらをうまく使って(時にはコンボのようなことをして)カードを解放していきます。

・山札から5枚とる

・徳カードを消費して(使用済みにして)カードを解放する/特殊効果を使う

 ※解放は基本1ターンに1回

・余った手札を使用済みにする

が基本的な1ターンで、山札からドローできなくなるまで繰り返します。

ドローできなくなったら、解放したカード=彼岸にあるカードを超彼岸に2枚移動し、使用済みカードを山札に戻しシャッフルし、また繰り返す。

”徳"カードも含め、カードをすべて彼岸(か超彼岸)に移動できた勝利。上述した一連の捜査ができなくなったら(山札を切りなおすコストが払えなければ)敗北。

というルールです。

 

 

良かった点

まず世界観は上手くできていると思いました。

・煩悩を制して彼岸に至る。(徳を使って、カードを彼岸に送る)

・「煩悩があるうちは」=「カードが残っている」間は「輪廻転生する」=「山札を切りなおして繰り返す」

という仏教の世界観をうまくカードゲームに落とし込んでると感じました。

 

また、上述のルールだけだと考えること少なそうに見えて、

・カードの特殊効果がないと捨てづらいカードがある

・カードを捨てるために使う”徳”カードでさえも彼岸へ送る対象

と、少々頭ひねらないと行き詰まるゲーム性でした。

他にも特殊勝利条件などもあり、より高難度な勝利を目指したりすることも出来て、ちゃんと”ゲーム”として楽しいと感じれるものでした。

 

その他感想(ネガティブかもな点)

思ってたよりも一人でちゃんと遊べる!というものでしたが、「これ、どんな時にやるだろう?」というのが疑問でした。

対戦ゲームではなく結局一人で黙々とやるものですし、これをやれば心が落ち着くというものでもない。

このゲームをやるぞ!ってやるよりは、時間つぶしのお供としてという感じになりそうです。(あとは、目を覚ますためのルーティーンとして活用は出来るかも?)

 

まとめ

このゲームをやり込んだというわけではないですが、面白いゲーム性だなとは思ったので、もう少し触ってみようかなと思ってます。

僕にとってのこのゲーム出番は「配達の指定時間まで中途半端に時間がある」時のお供かな・・・と思います。

また、基本1人用ゲームですが、何人かで「勝利までの時間やターン数を競う」という遊び方をすると、”ネガティブな点”が一気に解消されるので、独自にそういう遊び方するのはかなりアリなんじゃないかなとも思いました。