趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年。アニメ・ゲームが好き。

最近見たアニメ もう師走だぜ、信じられないだろ?

もう師走である。

年初に立てた目標チックなものは、すくなくても趣味の面で言えば、少し残念な結果ではある。アニメ鑑賞も映画鑑賞も、漫画も小説も、ゲームも、去年より時間がとれなかった。かといって駆け込みでそういったものに向き合うのではなく、年末年始は区別して、少しイベント感のある趣味との向き合い方をしたい。例えば「機動戦士Gundam GQuuuuuuX 一気見!」とか。

ただ、録画なりウォッチリストにアニメがたまり続けるのは憂いでもある。無理しない程度に、観ていこう・・・と思った昨今の視聴履歴。

最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

よふかしのうた 2期

よふかしのうた

吸血鬼がテーマの風変わりなラブコメ×吸血鬼由来の物語(バトルとか人物の謎とか)で面白かったけど、1期ありきの内容だったので、1期未視聴な僕は置いてきぼり感が強めだった。1期、吸血鬼との恋愛って魅かれんなぁ・・・てスルーしてたんです。損した。原作は完結してるみたいだし、Kindleセールとかになったらまとめて読もう。

 

 

甘神さんちの縁結び

甘神さんちの縁結び

よくあるハーレムラブコメ。だけど、神社設定を活かしたタイムリープみたいな不思議な出来事がアクセントになって、差別化はできていると思う。
24話あっても伏線貼って終わり・・・だけど、ラブコメとういか「縁結び」という意味合いでの区切りは悪くはないと思う。物語としては中途半端だと思うけど、漫画は全22巻で2クールのボリュームではなく、一気に完結までみたいなアニメ制作が厳しいだろう昨今、仕方ないのかな。

 


マシン創造伝ワタル

人気動画配信者を目指すワタルとカケルが、異世界宙部界で悪さをするエンジョーダ打倒を目指す。つまり、魔神英雄伝ワタルのリメイクというより、現代版にしましたといった感じの印象。敵が行う悪さも、動画配信をもじった悪さだし。

そして、子供向けなので大人になった自分には、やっぱり幼いと感じてしまう作品。大きいお友達向けではないので、面白いかと言われればそうではなかった。けど、龍神丸のデザインや掛け声、技やその他キャラをはじめとした昔のオマージュもちゃんとあって懐かしさもあり、そういった点では楽しめた。

おっさん視点で欲を言えば、シバラク先生ポジのキャラのマシンは戦神丸だと嬉しかった。ニヤニヤ数割増しだった。


彼女、お借りします(第4期)

主人公の浮気のような行動が微妙ではあるけど、詰まらなくはないラブコメではあると思う。けど、主人公のイタいところが、共感性羞恥を覚えてしまい、ちょっとむずむずしてしまう。あと、最新のクールはメンヘラ多くて見てて疲れる。
あと、原作なぞったアニメ化だろうから、中途半端な感じで終わるのは仕方ない側面あるとしても、1クール全体の構成が原作知らない勢には不誠実。なんか製作者側に「だまされた?ニヤニヤ」されてると邪推してしまうというか・・・。そう思ってしまう僕が捻くれてるだけかもしれませんけどね。

 

前橋ウィッチーズ

おジャ魔女どれみっぽい?と最初思った。おジャ魔女どれみはちゃんと見た記憶はないけど、男児向け番組(戦隊ものか何かだった気がする)の続きでやってたので、たまーに見た記憶はあるし、OPは印象的で今でも覚えている。そんな薄い記憶なので間違ってるかもしれないけど、魔女見習いがトラブル解決って感じはおジャ魔女どれみちっくだと思う。もちろん、年齢は高め・悩みも現代版だし、トラブル解決というよりお悩み解決って感じで違いはあるけど。

ただ、それは第一印象で、主要キャラが歌って踊るのをメインに据えたい感が強く、物語は二の次という感じに思えた。個人的には酷評するほどでもなかったけど、ストーリーには大きな期待はせず・・・くらいがちょうどよい気がする。

あと、前橋と実在地名を付けてるけど、あんまり意味は感じなかった。ロケ地:前橋 、でも前橋を強調しないタイトルくらいが丁度よかったんじゃないかと思う。

 

 

最近見たアニメ アニメは観るだけでなく、積んでるウォッチリストを消化する気持ちよさもあると感じる昨今の視聴履歴

溜まっている有休を少し消化したのでアニメを視聴する時間をがっつり取れた。アニメ観るの自体も好きかけど、積んであるものを消化する気持ちよさもあるよな・・・と感じた昨今の、アニメ視聴履歴&感想。

 

最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる

沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる

毎回OPを観たアニメは久しぶりかもしれない。
沖縄に引っ越した主人公が方言ガチな同級生に恋するラブコメ・・・ではあるんだけど、まったり青春模様 with 沖縄Tips と言ったほうが正しい気がする。
ブコメ要素も無いことは無いけど、沖縄に引っ越した主人公を中心とした日常系。あと、タイトルからしてヒロインは喜屋武さん(この子が方言ガチ勢)のはずが、比嘉さん(ガチ方言を通訳してくれる良い子)にしか思えない。喜屋武さんはマスコット。
ガチガチなラブコメではないので、恋の顛末までは語らず終わるのが、この作品の魅力最大で終わる方法だと思う。

 


俺は星間国家の悪徳領主!

俺は星間国家の悪徳領主!

現世で裏切られ絶望の中死んだ主人公が、SFな世界に転生し、今度は奪う側になると決意して奮闘するお話。奪う側と言っても、結果的に悪者になりきれていないので、シリアスな内容ではない。
転生して領地再生、艦隊戦、機動兵器での戦闘、転生理由からくる因果・・・と満腹セットな反面、1クールでは設定が散らかってる気はする。続編や先が続いているであろう原作を知れば、違う感想になるかもしれないけど、1クールという制限の下での製作には合わなかったんじゃないだろうか?(原作知らないので想像です)

 


陰陽廻天 Re:バース

夢に現れる少女に思いを募らせている主人公が、事故にあった結果、その少女がいるSFチックな平安京に転移(?)。そこで化け物と戦うも敗れ死・・・のはずが、気が付くと同じ平安京で目を覚ます。繰り返していることに気づき、死の運命を覆すため奮闘していく。
どこかで見た事あるようなマルチバースものだけど、物語の展開のジェットコース感は嫌いじゃなかった。しかし、後半から敵役の胸糞悪さを強調しすぎ。そして主人公はそれに対してお人よし過ぎる。敵の胸糞悪さも畏怖のようなものからくるものではなく、わがままさやそれを体現する口調からのもの。そんな感じなので視聴後、物語の結末が良い悪いじゃなく、なんか胸糞悪かったな・・・というモヤモヤが残ってしまった。

 

水属性の魔法使い

異世界転生した少年のスローライフ
主人公の口調が独特過ぎるし、新鮮な展開も設定もなく、日常を描くでもなく、1クールやって目的も中間目的もないから、ただただダラダラしてた。でも、主人公の胡散臭い口調以外は、よくある異世界転生ものだとは思う。

でも、最終回でうんざりしてしまった。最終回で唐突に主人公のサイコパスな側面を強調し過ぎて「?」でしかなかったし、そんなサイコパスを誰も何とも思ってなく、違和感を見せつけられて終わり。作者の考えたことを勢いで出してる感が強い。原作の問題かアニメ化の問題かは知らんけど。

 


ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される

ずたぼろ令嬢は姉の元婚約者に溺愛される

両親から召使のように扱われる主人公が、事故にあった姉の代わりに伯爵家に嫁ぎ溺愛されるシンデレラストーリー。
甘々な茶番も多いけど、それも含めて基本はコテコテな内容。シンデレラストーリーが好みですという人には、少なくても設定の大枠は合うんじゃないかな?

 

 

劇場版(アニメ)からかい上手の高木さん

劇場版「からかい上手の高木さん」

中学の同級生である主人公「西方」とヒロイン「高木さん」。高木さんが西方をからかい、西方はそれに報いようとするも、失敗する。そんなやり取りを軸に、二人の仲は深まっていく。そんなラブコメ。その劇場版。
TVアニメや漫画のノリを基調にしつつも、ちょっと感動ストーリー。TVアニメの雰囲気崩さず、感動ものをうまく仕立てられてると思う。

 

 

 

最近見たアニメ 暑過ぎて、再びステイホームエリートになりそうな昨今の視聴履歴

最近話題になっていたアニメと言えば、機動戦士Gundam GQuuuuuuX。僕も漏れなく見ていたけれども、ガンダムファンに対して色んな側面からアタックしてくるアニメだったので、落ち着いて感想整理したい。と思いつつ、時は経ち、その間に観終えた(並行して観ていた)アニメの感想。

 

最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

メダリスト

メダリスト

オリンピックの金メダルを獲ることを目標としている少女が、フィギュアスケート選手として挫折を味わっているコーチとともに、高みを目指していく物語。
少女がコーチとの師弟関係の下、頑張る姿。子供がお互いライバルとなって、切磋琢磨していく姿。涙腺緩んだ酔っ払いおっさんの目には汗だよ・・・。
小学生の少年少女が頑張る姿も微笑ましいとはいえ、主人公が小学生で楽しむには幼過ぎるかな・・・と思ってたけど、指導者にもフォーカス当たってて、物語として幼さ感じ過ぎずバランスよく観れた。最終回が中途半端感あったけど、2クール目決定してる前提ならば、まぁ・・・。

 

 

日々は過ぎれど飯うまし

日々は過ぎれど飯うまし

特徴の無い日常アニメ。というと、否定的と思われそうだけど、日常アニメとして楽しんで観れた。ただ、タイトルから料理・グルメ要素あるのかなと思うけど、Tipsのようなものも無いし、美味しく食べるシーンも印象強いわけでもなく、そういう要素はすごく薄いというだけ。癒しを求めて楽しむのには◎。

 

 

勘違いの工房主(アトリエマスター)

勘違いの工房主~英雄パーティの元雑用係が、実は戦闘以外がSSSランクだったというよくある話~

「自分が能力が無いと勘違いしている主人公が、実はすごい実力の持ち主で、勘違いしたまま物事を解決してしまう」というのを繰り返すアニメ。オチ的なモノも中途半端で、物語としても面白みは薄かった。「自分が能力が無いと勘違いしている主人公が勘違いしたまま物事を解決してしまう」というテンプレが合う人には、癒し枠として良いのかもしれない。

 


賢者の弟子を名乗る賢者

賢者の弟子を名乗る賢者

オンラインゲームで渋い老魔導士としてプレイしていた主人公が、キャラクリで遊んでいると寝落ちし、気づけばゲームの世界が現実のようになっていた。しかし、主人公の容姿は渋い老魔導士ではなく、遊びで作っていた可愛い女の子だった。という、好きな人は一定数いそうだなという設定のアニメ。(ゲームが現実&バ美肉
ただ、物語の最終目的ではないにしろ、9賢者を集めるという中間目的は示されてるのに、それに対して何の進捗も無いまま終わった。ストーリー面で言えば、冒頭数話無料の漫画を読んだ感じで終わった1クール。

 


すのはら荘の管理人さん

すのはら荘の管理人さん

オネショタで、18禁ではないにしてもエッチな展開を求めるんであれば見てもいいんじゃないかな?それ以外は何もない。僕のストライクゾーンではなかったので、数話で視聴をやめてしまった。

 

クラスの嫌いな女子と結婚することになった。

経済的な地位がある祖父に、昔の想い人の孫であり嫌いなクラスメイトと結婚させられることになるところから始まるラブコメ。嫌いと言いつつ惹かれたり、色々な属性のヒロインがいたり、量産型ラブコメとしての一定の面白さはあると思う。でも、「嫌いなクラスメイト」要素がすぐに存在感なくなってしまうし、男性キャラ/友人キャラがいないので、女の子を愛でるだけのアニメになっている。厚みがなかった。

 

 

最近見たアニメ アニメの消化が追い付かないのは嬉しいことかもしれないが、切り捨てるのも大事なのかもしれないと思いはじめた昨今の視聴履歴

アマプラのウォッチリストとか溜まる一方で、消化が追い付かない。どこかでがっつり有休とって、消化したいな・・・。

楽しみつつも、趣味をさばき切れていないモヤモヤを抱える昨今。そんな状況で観たアニメの感想。

最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

オーイ!とんぼ(2期)

オーイ!とんぼ


前クールは「ガール ミーツ おじさん」だったけど、今回はちゃんとゴルフ漫画として面白かった。ちょっと1期と2期での見た目の成長は違和感だけども。
解説役のモブキャラがいるのもゴルフ素人と目線で有難く物語を把握する一助として良い働きしてたし、そのモブキャラが愛すべき人たちというのも観ていて気持ちが良い。
ただゴルフだと目的地が分かりづらい気はする。この作品というより題材としての難しさというか。野球なら甲子園みたいな。プロが目標としても、野球のドラフトみたいなのも無いし。なので、この話の進み具合が中途半端なのかが分からない。

 

 

完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる

完璧すぎて可愛げがないと婚約破棄された聖女は隣国に売られる

復讐もののざまぁかとおもったら綺麗な話だった。タイトルどおりの展開から、危機、そしてそれを乗り越えるまでのストーリーを1クールである程度キレイにまとめてた。
けど、とってつけた感な展開もあり、1クールの納めるための努力とみるか、中途半端と見るかは原作履修の民かそうじゃないかでわかれそう。(原作でもこんな感じだったら、展開急ぎすぎ)。

 


花のいくんと恋の病

花野井くんと恋の病

少年マンガでよく見る、冴えない男子とイけてる女子。その逆転バージョン。キャラの背景事情も含めよくある感じで、男目線だと、それ以上のものはなかった。なので飛ばし飛ばし見た。そういうラブコメが嫌いかというとそうではないけど、面白いと思わなかったので、あくまで女性向けであり男性はOut of 眼中な作品なんだと思う。
僕目線だと、もう少し青春要素を求めがちだけど、そういうのが不足している感じ。

主人公の相手がとがり過ぎてるのも、人を選ぶ気がする。

 


ハニーレモンソーダ

ハニーレモンソーダ


こちらも、よくある冴えない主人公が人気者と良い感じにてきな恋愛アニメではあったけど、成長物語として面白さもの方が上だった。けど、理想的なキャラ(理想論を言うキャラ)が多くて、共感性羞恥 というか自分したら・・・と想像するとゾクゾクとしてしまう場面も散見される。そういうのはニヤニヤしちゃう要素でもあるんだけど、恋愛もの・ラブコメでやられすぎると、むずがゆくもあり・・・。

そういう要素もあるけど、別に嫌いとうわけではないし(くすぐったいだけ)、ネガティブな子がポジティブになっていく物語としておっさんは楽しんだよ。

 

 

最近見たアニメ 仕事に対してそこまでネガティブじゃないけど、忙しくて黒い靄がでそうになるのを、趣味で抑える昨今の視聴履歴

ただでさえ忙しいのに、新しいプロジェクトが追加され、さぁどう立ち回ろうか?

 

先輩・上司からは”若い”と捉えられるも、社会的に/会社の立場的にはもう”若手”ではないので、部下・後輩に仕事任せる場面も多いけど、マネージャーだけでなくプレイヤーとしての動きも求められる場面もまだまだ多い。

色んなタイプの大変さ圧し掛かる現状だけど、職位上がればもっとやばいんだろうなぁ・・・と、今にも先にも悶々としながら仕事に向かう昨今。

 

生活に潤いを求めて、僕は趣味にも走る。

そんな今日この頃の視聴履歴。

いつも通り、”最近見たアニメ”であって”最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

戦隊レッド 異世界冒険者になる

戦隊レッド 異世界で冒険者になる

異世界転生した戦隊ヒーロー(レッド)が、冒険者になり、特権魔法を悪用する輩とその黒幕を打ちのめしていく物語。

武器とかのネーミングも、ネタ的にも語呂的にも良い。戦隊もののオマージュはもちろん、ロボットネタもあり、おっさんホイホイなアニメ。

ただ、色々な整合性はない。でも、熱さ/勢いでカバーしてる感じ。そうやって僕らのヒーローは悪を打つ滅ぼしてきたんだ。

 

 

ポーション頼みで生き延びます!

ポーション頼みで生き延びます!

ポーションと、その容器を作る能力で世直し旅。
面白かったんだけど、ポーションというより、容器を好きなように使えるっていうを都合よく使い過ぎていて、設定迷子になっている感はある。ポーションだけでも、いくらでも物語作れただろうに。

 

 

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

英雄王、武を極めるため転生す ~そして、世界最強の見習い騎士♀~

国のために生涯を捧げた英雄王が、今度は自分の武のために生きると転生したら女の子だった。それでも、その状況下で、強さを求める物語。

転生ものとしてスタンダードな面白さはあったけど、「女の子に転生」とかそういった設定を活かしている感じではなく、1クール使って物語の芯というか本筋なんだっけ?となってしまった。

 

 

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います

受付嬢がチート級スキルを授かっていて、それを以て活躍するお話。

でも、受付嬢が~~というのは後半活かされず、結局おれ(わたし)TUEEEになってた。苦戦する場面もあったけど。タイトル通りの設定は導入だけで、あとはよくある異世界活劇(転生ではない)と見るなら◎だと思う。

チート持っていないキャラも、工夫して活躍している描写は、個人的にすきだった。

 

 

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~

異世界転生した主人公が、幼い双子と出会い、子連れで旅をする物語。双子の子供が幼子として可愛い、それを愛でるアニメ。癒し枠としては◎。ストーリー・キャラデザ・設定はイマイチ。

 

 

地球防衛企業ダイ・ガード

地球防衛企業ダイ・ガード

ロボットアニメに関する展示会で紹介されていたのをきっかけに超久しぶりに再視聴。サラリーマンがロボットに乗り、政府や軍/自衛隊と時に対立、時に協力しながら平和を守る。

デザイン、戦い方は昭和のスーパーロボットアニメにちかい。でも雰囲気・ドラマは平成リアリティ(令和の時代視点で言うならば、平成ノスタルジックになるのかもしれない)を軸にしたSF。そして軍でも正義の見方でもない、サラリーマンの矜持。

ロボットアニメとしても面白かったけど、OPの「路地裏の宇宙少年」含めて、ジャパニーズサラリーマンの心にぐっとくる所が多い、良作アニメ。

 

【感想】"チ。ー地球の運動についてー" と、ちょっとしたシナジーがあった"父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門"

チ。 ―地球の運動について―

 

ちょっと前に話題になっていた「チ。ー地球の運動についてー」。つい先日視聴。
史実からエンタメとして必要な部分を抽出して再構築しているという印象。

もちろん、単品でも面白い作品ではあると思うけれども、半年くらい前に読んでいた「父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門」とシナジー効果があるようにも思えたので、合わせて感想を書いてみます。

 

 

 

 

"チ。ー地球の運動についてー"のざっくり感想

地動説を題材に、史実を基にした「中世だけどSFファンタジー」。地球の中世ヨーロッパによく似た世界を舞台に、宗教的に禁止されていた地動説に命をかけた人々の物語。アニメのキービジュアルみたいなのとかだと、一人の主人公がいるように見えるけど、地動説に命をかけた「人々」の物語。

あくまでフィクションだし、現実の地球ではない(最後だけは現実の地球かもしれないけど)世界が舞台だけど、地球の史実をベースにしてエンタメに昇華した作品。
地動説のような宗教に反した考えが異端とされてた…みたいな点だけでなく、楕円軌道の発想とか、信仰に反した思想でも神を信じるが故みたいな側面も、実際の地球の歴史をベースにしていると節々感じる。
歴史(高校くらいの世界史)を学ぶだけだと「コペルニクスが地動説を提唱しました+α」で終わってしまうところを、その背景知識を以てエンタメにしている…すごい。

 

 

"父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門"

父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門 (ブルーバックス)

前近代~近代に至るまでの(時々古典も交えながら)科学の宗教的な側面含めた発展の歴史を説明しつつ、科学の考え方を滔々と語る本。

ただ、タイトルから子供にも向けた本かと思ったけど、違う。
ある程度の知識を必要とするし、文章の流れとして浮いてしまってる部分(内容を理解するのにはあまり必要は無い補足が、あたかも一部かのように自然な流れで隙間に入り込んでいる感じ)も散見される。子供が読むにはハードルが高い。

著者の息子との対話をベースにしているのだとは思うけど、あとがきにあるように原著者の息子さんが特殊な子だったため、決して一般的に子供に向けた話ではないのだ。

そして、あとがきで訳者が「進路を決める若者に読んで欲しい」とあったが(あった気がするが)、内容はそもそも科学に興味が無いと、とっつきにくい内容だと思う。

あくまで「対話」という形式をとり、とっつきやすい"文体"で科学の歴史、思考の変遷に触れる本。僕はそういうのに興味あるたちなので、気軽に楽しく読めた。一方で、文体がとっつきやすいのであって、”読み物”として整理された内容かというと微妙なので、誰にでもというタイプではない。

 

2つのシナジー効果

もちろん、「チ。」はフィクションでありエンタメ。なので、(ほとんどが)実際の人物ではないし、もちろん歴史とは違う部分も多いし、実際の科学史の発展に寄与した議論の位置づけ等もすっかり薄くなっているし、"継承"という側面も心意気のようなもの中心になっている。しかし、そこはエンタメにするために省き抽出したところだろう。これは、エンタメ漫画であり、歴史書でも歴史漫画でもない。科学的思想を啓蒙するものでもないんだ。
ただ、史実をベースにしているのは節々に感じられるので、背景知識をもっておくと物語に奥行きを感じられるようになる気がする。その背景知識の導入として「父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門」(特に前半)は、良いシナジー効果を持っていると思う。前述した通り、整理された読み物では無いものの、とっつきやすく「科学の宗教的な側面含めた発展、考え方」に触れられるうえ、地動説云々に関わる話題も多い。ピンポイント・・・とまではいわないけれど、良い感じに交わる部分がある。

 

さいごに

「チ。」は科学的な背景を知っていなくても楽しめると思うけど、地動説あたりの科学史を少し知ったうえで「チ。」を見てみると、面白さの奥行きが増す気がする。「父が子に語る科学の話 親子の対話から生まれた感動の科学入門」でなくても、何かしら知識を得たうえで見てみるのもお勧め。

 

 

最近見たアニメ 年度初めの仕事は狂暴なのに、今回のFF14零式も狂暴だ

年度初めは、お偉いさんに色々と説明が必要なイベントが多くて忙しい。

そんな時期にFF14の零式もやってきて、今回の零式は結構狂暴な難易度な気がする。

 

色々大変だけど、のんびり酒でも飲みながらアニメを見る時間は確保したい。

 

 

そんな最近見たアニメの短文感想。

あくまで最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

 

ナナマルサンバツ

ナナマル サンバツ

ひょんなことからクイズ研究会に入ることになった主人公の、クイズを通した青春劇。

クイズを主題とした某youtubeチャンネルは結構好きで見るけど、クイズを見る(クイズ番組を見るような)面白さであって、やる側の面白さは僕には伝わってこなかった。このアニメはやる側が主人公で心情なり何なりが描写される分、やる側の面白さ、それが解り易い。クイズ玄人からすると別の意見かもしれないけど。青春要素もあって、好みの作品だった。(ただ、ヒロインの声優が、なんというか素人臭い)
買いたい漫画候補筆頭

 

聖剣学院の魔剣使い

聖剣学院の魔剣使い

区切りとしては一通り。でも、サブキャラでかつ重要な立ち位置になりそうなキャラの描写が全然できていないので、短期向きではなかったね。

 

 

恋は世界征服のあとで

恋は世界征服のあとで

戦隊ヒーローリーダーと悪の組織の幹部の、一目ぼれが始まる禁断で本気の恋路。二人はすごい初心、そしてまっすぐ。それを、ほのぼのと見る癒しラブコメ枠。ギャグ要素も多くて、明日は月曜・・・という憂鬱な日のオアシスになった。可愛さよ!尊さよ!

 


君は冥土様。

君は冥土様。

なぜか主人公の下に現れた普通を目指す元暗殺者メイドとのハートフル?なドタバタコメディ。色んなキャラの設定をオムニバス的に楽しめるので、詰まらなくはなかったけど、主題のメイドさんに関して深堀は無く、1クール分だと読み切りで十分な感じだった。原作で続いていれば、その辺も活かされているかもしれないけど。

 

 

負けヒロインが多すぎる!

負けヒロインが多すぎる!

世の中の恋愛ものに対するアンチテーゼ的な皮を被った青春劇。冴えない主人公とフラれた少女達が織りなすドタバタ青春劇。
ブコメとして観るのであれば、どこが帰着点になるのだろうか?1クールだと、青春劇として面白かったけど、ラブコメ的な面白さでは無かった。

2期も製作決定しているようなので、今後ラブコメとして展開していくかは気になるところ。