趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年

最近見たアニメ 中途半端に見るのは良くない。最後まで見るか、きっぱり見るのをやめるかを決断するのだ

FF7リバースにどっぷりつかってた関係で、中途半端に見ていたアニメがたまっていたので、この休みにがっつり視聴。いつも通り、リアルタイム的な意味での「最近」ではないので、ちょっと前のアニメも含まれるけど、その視聴履歴&短い感想。

 

 

 

 

姫様“拷問”の時間です

第1話 姫様“拷問”の時間です

最近見たなかで最大の癒やし枠。拷問という名の癒し。姫様も拷問官もかわいい。長い感想はいらない。優しい世界がここにある。
ただし、最終回の後半は蛇足。

 

マッシュル-MASHLE-

第1話 マッシュ・バーンデッドと鍛えぬかれた筋肉

シリアス展開とギャグの塩梅が相変わらず良いけど、特徴的な設定のインパクトは1クール目より格段に小さい。そして、それに頼った戦闘シーンも新鮮味がなく、つまらなくはないけど、このクールだけで見たとき、中だるみ感あり。

 

外科医エリーゼ

償い

主人公エリーゼは可愛かったし、転生モノの恋愛アニメ/漫画、もしくは夢を目指す少女の物語としては面白かった。でも、医療系設定が稚拙過ぎて、安っぽさが増してしまっている。

 

最強タンクの迷宮攻略~体力9999のレアスキル持ちタンク、勇者パーティーを追放される~

第1話 「パーティー離脱」

面白かったんだけど、最後投げやりすぎ。1クールの制限はわかるけど、もうすこし、最終回の最後のシーンに情緒持たせても良いと思う。監督さん、苦労は想像するんだけどね。最近のアニメの作り方・お金の流れ的には仕方ない側面もあるんだろう・・・。

 

最弱テイマーはゴミ拾いの旅を始めました。 

第1話「ひとりの旅へ」

主人公とテイムしているスライムが可愛い、というか庇護欲かきたてられるので、癒やし枠として飽きずに見れた。でも物語の主軸は最後まで捉えられなかった。日常系でもないし、復讐でもないし、冒険譚でもないし。。。原作知らないので、先があるのかどうかは知らないけど、少なくても1クールアニメとしては、基本可愛いを愛でるアニメだった。


シャングリラフロンティア

第1話 貴方は何のためにゲームをしますか?


よくある「僕らが憧れるVRMMO」な作品だけど、設定の語り過多ではないので、誰かの妄想を聞かされてるような不快感はなく、シリアスすぎない緩いSAOみたいな位置づけで楽しめる。1シーズンの終わり方もとしても、先は気になるけど、区切りは良い。ただ、最終回が長めの次回予告みたいな感じだったのは気になるけれども・・・。2期もみよう。


SHY

第1話 シャイなので

例えるなら、僕のヒーローアカデミアと何かをかけあわせた感じ。何かとはなんだろう?と、考えたけど、セーラームーンかな?悪役の登場の仕方とかの感じ。セーラームーンはあんましらんし、このアニメはもう少し大きなお友達向けだけども。
よくあるパターンだけど、1クールでは消化不良。敵の絡みが少なく物語の主軸がぼやけがちなのと、キャラの描写の偏りがそう感じさせる気がする。2期もあるようなので、1期を活かす内容だと面白くなりそう(別に一期も、そごでつまらないと感じたわけじゃないけど)

 

ドッグシグナル

第1話 共倒れなボクら

わんこもにゃんこも好きだど、警戒心が筒抜けなのか、好かれたことの無い自分。わんこに関しては、こういう風にしておけばいいのかなぁと想いを馳せながら視聴。登場キャラの飼い主としての成長が主なオムニバス的構成。そういう構成なので、間を空けつつも、ラフに楽しめた。ただ、最終回に向けたテンポが、駆け足過ぎて、まとまりも情緒もあったもんじゃないのがマイナス要素。伏線はあったけど、とってつけた感が強い。
NHKは番組制作力無いのに(極稀にあるけど)、アニメは良いのそこそこある印象。制作はNHKじゃないけどね。

 

ぶっちぎり

第1話 合体!?恋するフォーチュンバンバンジー!

バトルアニメ/漫画としては主人公のバイタル的な成長もみたかったけど(心の成長はあった)、バトル漫画としてではないまとまりは良かった。バトルものというより、男の友情ものとして見るのであれば、良い作品と思った。

 

【感想(ネタバレは配慮)】FINAL FANTASY VII REBIRTH クリア後の感想。旧作ファンもやってほしい、新訳FF7。苦言を呈したいところもあるけれど

ファイナルファンタジーVII リバース アルティマニア (SE-MOOK)

 

休日の朝10時、たまにはおしゃれにサンドイッチと酔わない程度のウイスキーを昼間からキメてやろうと買い出しに街にでると、若いカップルがキャッキャしていた。まだ付き合って日が浅いのだろうか、キャッキャしつつも爽やかな余所余所しさというか、なんとも言葉にしがたい感じが垣間見れる。懐かしい、昔付き合っていたあの子とも、そんな爽やかな余所余所しさがあった気がする。ちょっと羨ましさとノスタルジーを感じてしまうが、心を切り替えよう。今日の僕は評判の良いパン屋のパンでサンドイッチ作ってウイスキーをキメるんだ。そして、思い出すのは昔付き合っていたあの子ではなく、昔夢中になってプレイしたファイナルファンタジー7だ。そう、サンドイッチ作ってウイスキーをキメながら、ファイナルファンタジー7リバースをプレイするのだ。

これが、先週くらいの僕。そんなこんなで、グラスを傾けつつ、懐かしみながらファイナルファンタジー7リバースをクリアしたので、その感想。あのシーン、あのコンテンツがどうのこうのという感想ではなく、全体感に対する感想。

直接的なネタバレは避けてますが、どう感じたかで匂わせてしまってる部分や、登場人物については書いてるので、そういうのもネタバレと思う方にはネタバレ注意。また、10時間時点の感想と変わっていない部分はそのまま文章の再利用しています。
(改行で間を空けて本文)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はじめに

全体的に好印象なゲームです。後述しますが、プレイ時間もそれなりに多いです。気に入らなければそこまでしません。そういう点ではクリア後の感想も10時間時点の感想の延長です。

 

syumilog.com

 

 

一方で、本当にこんな感じで良かったのか?と思う点もあるので、その辺にも触れたいと思います。

 

プレイ時間

攻略サイト見ずにクリア時点で約98時間。ほぼ100時間。トロコンはしていませんが、サブクエや探索要素はほぼ制覇したはずです(表示される推奨レベルが明らかにクリア後想定のもの以外は、少なくてもゲーム内の表示上漏れていないと思う)。なのでメインにものすごく時間がかかったわけではありません。メインもボリュームありますが、むしろ半分以上がメイン以外のことです。正確に測っていないので、体感でしかないですが、
・サブクエ、探索に30~40hくらい
ミニゲームにむきになって何度も挑戦に20~30h
つまり、メインストーリーを進めるだけであれば40h程度(30~50h)のボリュームかなと思います。ただ、お酒を軽く飲みながらプレイしたりもしたので、決して効率の良いプレイではなかった点を考慮すると、もう少し短く済むかもしれません。

 

ストーリー・世界観、旧ファンもリメイクプロジェクトからのファンも楽しめる。「原作に忠実なリメイク」というよりは「新訳(新解釈)」

美麗なCGでFF7を振り返る楽しさ。そして、前作のRemakeから原作との展開の違いの匂わせは溢れてたけど、原作との違いのドキドキ感もあって新鮮な気持ちでも楽しめます。ただ、原作ファンとしてその違いが納得できるものかという、ドキドキというよりハラハラ感というのも同時に存在していました。

僕の所感としては、少なくてもリバースまでは旧ファンも納得感はある程度はあると思います。ストーリの設定やキャラ付けの深堀り、演出の補完がされてるところがある分、旧作での体験をより濃厚にしたと言えるかもしれません(思い出補正を除けば)。まだ発売して一か月ちょっとなので直接的なネタバレは避けたく、どのシーンかは控えますが、原作ファンに見てほしい今作のシーンもたくさんあります。

しかし、モヤモヤというか違和感が残るのが今作。まだ続編がある中でそういうのが残っている状態なので、そこに対してむやみな批判意見があるわけではありませんが、リバースまでだとまだまだ消化不良な部分は多いです。というか、本筋に消化不良な部分が残ります。

前作から匂わせてたマルチバース要素。演出的に良い方向に作用している面もありますが、消化不良と表現したモヤモヤというか違和感を残す所以がこのマルチバース要素。納得感はあるといったものの、ここでズルい付け足しをするのであれば、起承転結の”承”の部分を一つのエンタメとして見た時の話で、この先に迎える”転”,”結”にどうマルチバース要素が絡んでくるのか・・・まだまだドキドキもハラハラも残ります。

 

そして・・・ネタバレしないようにどういう言おうかと迷ったのですが、エンディングはボーっとせず見てほしい。最後はメインテーマが流れるのはお馴染み展開ですが、その歌詞の意味と体験したストーリー(と演出)を頭の中でリフレインさせながら見ると、感じ方が一層深まると思います。

 

ファンにはうれしい要素もストーリー上たくさんある

上述した旧FF7の体験を濃厚にした側面もファンとして嬉しい要素ですが、シスネといいザックスといい、FF7とその派生作品に登場するキャラも多く描かれるのもうれしいポイント。さながらFF7派生作品のテーマパークといった感じもしました。ここで気になるのは派生作品も知らないと楽しめないという点だと思いますが、決してそういうわけではありません。ただし、メインクエストやサブクエにリメイクからの続投キャラがよく登場するので、リメイク(FF7リメイクプロジェクト1作目)はインターミッション含めてやってないと、ノリも没入度もいまいちかもしれません。

 

 

CG含めた演出は魅力的

繰り返し言葉を変えただけのような感じになりますが、美麗なCGで仕草も表情も豊かな分、キャラの個性が際立っていると思います。一方で、漫画的/アニメ的表現というか子供っぽさともいえる感じは散見され、好み分かれそうとも思いました。僕もそういう点を感じなくは無かったけど、ストーリーとキャラを強調する魅力の方が圧倒的に勝ってる印象です。

特に、(アニメっぽさのある)フォトリアリスティックなCGとフルボイスゆえストーリーの演出は、グッと来るところがあります。ただ、いくつかの名シーンについては色々意見はありそうとも思います。どのシーンかの言及は避けますが、「原作の無言が故の雰囲気」と「ボイス有りでの補完」のどちらが体験として良いものか・・・。思い出補正や脚本の変更点含めて、どっちが良いかというので意見が分かれそうなところはいくつかあります。


探索要素・サブクエストは世界観の深堀に最適

ムービーでひろがる綺麗な世界が、そのまま冒険するフィールド。このフィールドを自由に駆け回れる。これだけでもワクワクが止まらなかった。広いフィールドを探索しつつ、モンスター倒してレベル上げ。Remakeと違って冒険してる感があるの◎。

サブクエも結構なボリュームがありますが、一個一個がそれなりに濃厚なので、作業感があまりなく楽しみながら世界観やキャラクターの深堀ができます。僕の個人的な考えですが、こういったサブキャラの描写が世界観に深みをもたらすと思っています(サブクエストじゃなくても、話しかけた時/通りすがった時の会話内容によるフレーバーとかも含む)。この世界に、人が住んでいて、世界を形成しているんだ・・・というように感じられるからです。

こういう探索要素は移動がストレスになりがちですが、ファストトラベルやチョコボなどの乗り物で移動が楽で比較的ストレスフリーなのもポイント。ただ、フィールドがリアルな分、少し道に迷いやすくはあります。現実世界のように舗装された道がずっと続いてるわけではないので。もしかすると、こういった点がストレスに感じてしまう人はいるかもしれません。

 

戦闘は新鮮味は少ないが面白い。難易度はやり込みしなければ高くはない

前作からシステム的な進化はいくつかありますが、踏襲/正統進化とよべるもので、大きくスタイルが変更されているわけではありません。そういった点では新鮮味は少ないです。ただ、前作に比べて色々なことが出来る分、戦略の幅も広がっており、楽しさは増しています。

サブクエを回収しながらやっていた分、レベルが進行目安よりも高かったというのもありますが、倒すだけであればめちゃくちゃ苦労するという敵はいませんでした。(「○○して倒せ!」みたいな条件があるバトルについては、少し苦労したものもあります)


ゲーム作りの戦略は間違えてる点も少なからずあると思う

すごく楽しんだ作品だけど少し苦言を呈してみる。それは、ミニゲームの蛇足感。

ミニゲーム自体を否定してるわけではありません。ゴールドソーサーにミニゲームが満載なのは全然良いのです。そういう場所だから。ゲーム内のカードゲームのように、バランス調整すれば対人でもいけるんじゃないかと、単体で褒めたい出来のものもあります(ストレスでしかないミニゲームもありましたが)。そして、単調になりやすいお使い要素のアクセントになってるものもある。メインに絡むところでも、アクセントになってるものもちゃんとあります。なので、十分ぼくはミニゲームを楽しみました。

ただ、事あるごとにミニゲーム。サブクエストがミニゲーム、ストーリー進めるうえでもミニゲーム。我々はミニゲーム集を買ったわけではないんだ。

このゲームのプレイヤーのゲーム体験の中心はなんでしょう?僕はメインストーリー(と戦闘などのメインシステム)であり、次点でその世界観を補完する意味でのサブクエストだと思っています。その中心の体験が、ミニゲームのやりすぎでテンポ悪くなってないか?感動の邪魔をしていないか?そう感じてしまいました。ミニゲームのやり込み抜きで考えても、個人的にはやりすぎと思うが、開発側はどう思ってるんだろう?

しかも、この作品は分作です。このミニゲームのせいで開発費や期間がかさんでいないだろうか?かさんだせいで、発売間隔が長くなっていないか?分作は間を開け過ぎると客が遠のくのに、それで良かったのか?単作であれば、長く遊べる要素は良い側面かもしれませんが、必ずしも分作で良いとは限りません。開発費・期間は想像でしかありませんが、分作という側面をしっかり捉えて、何に注力するべきか、ユーザーに何に注力(注目)してもらいたいか考えるべきなんじゃ・・・と部外者が偉そうに考えてしまいます。

まぁ、ここで書いたことは、どのハードで出すかとか、他の作品の発売時期とか政治的な話が要因かもしれませんけどね。(発売日調整のためにミニゲームでかさ増ししたみたいな。そうだとしたても、ビジネス的な戦略ミスとは思いますが)

 

さいごに

こんな短期間で100時間近くプレイしたゲームは久しぶりでした。それくらい楽しかったです。僕はストーリーRPGが、FFが好きなんだなと再確認もしました。しかし、こういったストーリーRPGは、というかFFは売上的には下火です。最後に苦言も偉そうに書きましたが、僕はこういうゲームが好きで無くなってほしくはないので、ゲーム制作関係者の人・・・頑張ってください。

 

最近見たアニメ FF7リバースが思いのほか時間かかってるけど、アニメ見ながらお酒も飲みたい

FF7リバースをはじめて、もうそっちに時間とられっぱなし。それは良い点でもあり、悪い点でもあると思ってるので、それはそれで感想書こうと思ってます。ただ、いくつか見終えたアニメもあるのでその感想。お酒飲みながら、のんびりアニメ見るというのは癒しなんよ。

 

 

転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編

劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編


最新の転スラならではの迫力あるバトルが楽しめる点で、リコリスよりも面白いと感じた。これは見たタイミングの問題とは思うけど。原作小説の伏線回収にもなってるのかな?大物っぽいのが、ちょいとでてたし。(小説は読んでいない民)

 

薬屋のひとりごと

猫猫

面白かった。絵面だけでよくあるシンデレラストーリーかなと漫画は読む優先度さげてたけど、推理要素・知恵で問題を解決する流れが中心で、甘々でひねりのないシンデレラストーリーだけではなく好印象。昔の中国っぽい雰囲気が好きで、推理要素・知恵を絞る題材が好きなら気に入りそうだし、なおかつシンデレラストーリーが好きな人にはぴったりな気がする。

 

100万の命の上に俺は立っている

第1話 勇者失格

面白かったし、チート要素も道具的立ち位置で過剰過ぎず良かった。チート要素がギミックとして作用しているというか。

でも、2クールでもまとめ切れていない感は強かった。アニメにするならば、構成の考慮はあったと思う。原作は面白そう

 

キャプテン翼

※最終回表示が無かったので、最終回ではないのかもしれないけど・・・。

(このブログのリンクは収益化なんてほど遠いので参考リンクとして貼ってるけど、アマラになかった・・・。)

まず、世代だからだけど、エンディングに燃えてヒーローは熱すぎる。

そして、ここから見ても、ちゃんとキャプテン翼の良いところを楽しめる。バキもそうだったけど、前後関係曖昧なまま、ここまで楽しめるというのは、エンタメとして仕上がってる作品なんだなと思う。

ただ、石崎くんの顔面ブロックが雑な扱いなのは許せない。活躍してないことは無いけど、石崎君こそ、ぼくら凡人にとってのヒーローなんだ。

 

俺だけレベルアップな件

節々に見られる設定とかの辻褄の合わなささが最大のマイナスポイント。ストーリーも捻りなし。テンポも悪いし1クールの終わり方としても×。何も考えずに観るならば〇なのかもしれないと思ったけど、駄目な点がマイナスすぎて、途中で見るのやめるくらいにはつまらなかった。制作側にも狙う層はあるし、見る側の守備範囲にも限界はあるのだ。(n回目)

 

 

 

【感想(ネタバレ配慮)】FINAL FANTASY VII REBIRTH 遅ればせながら開始して、序盤10時間くらいの感想

遅ればせながら今週から着手したFINAL FANTASY VII REBIRTH。発売日には買っていたんですけどね。楽しみにしてはいたんですけど、お仕事忙しかった影響による気力低下で、少し先送りにしてしまっていました。単に体力的な問題なのか、心の持ちようなのか・・・、改善せねば。ともあれ、着手し、まだまだ序盤ですがかなり楽しめているので、開始10時間程度の時点での感想。SSは貼ってますが、序盤でもネタバレは考慮してます。

 

 

 

ストーリー

今のところ楽しい。美麗なCGでFF7を振り返る楽しさ。そして、前作のRemakeから原作との展開の違いの匂わせは溢れてたけど、原作との違いのドキドキ感もあって新鮮な気持ちでも楽しめる。ただ、原作ファンとしてその違いが納得できるものかという、ドキドキというよりハラハラ感というのも同時に存在してる

 

キャラの魅力

セフィロスの神秘的な不気味さ。

 

ティファや、エアリスのあざと可愛さ。

美麗なCGで仕草も表情も豊かな分、キャラの個性が際立っていると思う。
一方で、漫画的/アニメ的表現というか子供っぽさともいえる感じは散見され、好み分かれそうとは思った。僕もそういう点を感じなくは無かったけど、ストーリーとキャラを強調する魅力の方が圧倒的に勝ってる印象。


FF7の世界を旅してるフィーリングなフィールド探索

ムービーでひろがる綺麗な世界。

それが(ほぼ)そのまま冒険するフィールド。

オープンワールドほどでないにしろ、このフィールドを自由に駆け回れる。これだけでもワクワクが止まらなかった。広いフィールドを探索しつつ、モンスター倒してレベル上げ。Remakeと違って冒険してる感があるの◎。Remakeは舞台が舞台だけに仕方ない側面はあると思うんだけど、そのせいでながーいプロローグ感が拭えなかった。

フィールド探索もサブクエストのようなものをこなしていれば自然と出来るような作りで、景色を楽しむだけじゃなく、ゲーム体験として自然とフィールド探索できる点も導線として◎。

サブクエに関しても、世界に人が生活してるのをひしひしと感じる。主要なNPCにはボイスがある分、感情がダイレクトに感じられ、所謂おつかいクエストっぽさはあるものの、世界観を感じるための重要な要素として働ていている。

また、チョコボといいモーグリといい、システム的にも旧FF7を意識してる感あるリメイクで、あの頃少年だったいい年の大人の心を十分にくすぐってくれる。


バトルは楽しいけど新鮮味は少なめ

前作踏襲の正統進化。
ノーマルのみの感想ですが、ボタン連打だけだと(少なくてもレベリングしないうちは)ジリ貧。アクション要素として敵の部位破壊やガード回避、それと並行してコマンドバトルとしてのアビリティや魔法の駆使しないといけない難易度。ゲームのやりごたえとして◎。ただし、正統進化と言っても、新鮮さは少ない。

バトル以外のシステム面でも進化してる部分はあるけど、そこまで「おぉ!」というようなものはなく、飽きはないけど、新鮮さは少ない。


最後に

これからやる人、とりあえずチャプター2まではやってみてほしい。最初は昨今のゲーム恒例チュートリアルだからというのが大きいけど、チャプター2からが真骨頂と思う。(プレイ時間が10時間くらいの時点で大きな声で言えることではないけれども・・・)

 

 

最近見たアニメ 年末年始の贅沢な時間を早くも懐かしむ民の視聴履歴

仕事が忙しいという事は良い面も悪い面もある。重たい仕事振られて、その意義が腹落ちできないけど、お偉いさんの鶴の一声のため無下にも出来ず、まぁ頑張るかと奮い立たせている今日この頃。なけなしのモチベーションは奮い立たせるも、オフの日は趣味に逃げるに限る。

 

 

鴨乃橋ロンの禁断推理

#01 大都会連続溺死事件

トリックがすごいというより、ウミガメのスープ的なアハ体験。
面白かったけど、1クールのアニメとしてみるならば中途半端感はあった。1クールでまとめるには、ちょっと規模の大きい設定のものだった気がする。

 

山田くんとLv999の恋をする

Lv.01 これだからっ!ゲームする男なんて!!

独身フリーなネトゲプレイヤーが一度は妄想するゲームでの出会い。実際にゲームで出会い、仲睦まじくやってる夫婦フレもいるのであながち突拍子なことではない昨今。そういうのを漫画/アニメらしく作品にした感じ。そういうのは他にも作品あるけど、その中でも比較的起伏があるラブコメであり、ある程度のリアリティも両立してる。まぁ、漫画/アニメなのでイケメン&美女ありきなんだけどね。


ガンダムビルドメタバース

第1話 『DIVE』

ガンダム好き、MMO好きとしてはこういう世界にあこがれる。オンラインでのフレンドとの付き合いだけじゃない、リアルと現実の融合みたいな。僕が生きているうちに、VRMMOまではなくても、こういう世界くるのだろうか?
あと、ガンダムビルドダイバーズを見た事あって好印象を持ったことがる人なら、ニヤニヤする展開も。捻りこそないものの、ファンサービスとして◎。もしかすると、そういう前提のファン向け作品なのかもしれないけど。

 

デッドマウントディスプレイ

#01 The Reincarnation-転生-

2クール通してみれば高評価。序盤スロースタートなので、そこを乗り越えられる視聴者かどうかがカギ。先が気になる終わり方ではあるけど、大きな一区切りにはなってるので、中途半端感は少なめ。

 

最果てのパラディン(2期含む)

第1話 死者の街の少年

6(5)話まででプロローグ、それが一つの物語として完成している。そして、それがその後の物語への導入としても◎。
魔法と剣、冒険者や吟遊詩人みたいなキーワードだけでなく、苦難を乗り越えて強くなっていくというRPGのような要素。僕らが好きなファンタジー要素がたくさん詰まってる。
ただ、エピローグの〆方が、ちょっと薄味というか感情揺さぶられなかった感はある。一貫性はあったので、納得感はあったんですけどね。

はめつのおうこく

面白い設定と展開とは思ったけど、余計な演出(もしくは作者の趣味)がすごいマイナスポイント。作品に作者の趣味が入るのは良いんだけど、ノリだけの挿入で逆にマイナス要素になってる。寝る前の妄想を具体化しただけみたいな・・・。

1クールでは物語としての中途半端感もあり。もしかすると、設定を楽しむアニメとしてはアリなのかもしれない。

作者や制作側にも狙う層はあるし、見る側の守備範囲にも限界はあるのだ。(n回目)

 

月刊モー想科学

設定にも、キャラにも、キャラのやり取りにも何も惹かれなかった。2話の途中に見るのやめた。作者や制作側にも狙う層はあるし、見る側の守備範囲にも限界はあるのだ。(n+1回目)

 

【感想】マジンガーZ INFINITY ---細かいことは考えずに楽しむマジンガー

能登半島地震のチャリティーとして、YouTubeにて無料配信してたので視聴。永井豪先生が石川出身で、記念館も大きな被害にあったとかで。収蔵品は無事らしいのが不幸中の幸い。

■メモ■
2024/2/6時点、まだ見れるので気になる方は検索してみてください



マジンガーZグレートマジンガー世代でもないし、アニメを通して見たことあるわけでもない。スーパーロボット大戦で触れてきた民の感想。チャリティー目的の無料配信とはいえ、作品の感想には忖度なし。

 

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■OPが熱い

OPは「マジンガーZ」歌:水木一郎

約一年前にお亡くなりになってしまいましたが、今聞いてもあの歌声は熱い。アニキの歌だけで十分熱い。


■現代の皮を被った昭和のスーパーロボット

マジンガーZに限らず、その時代のロボットアニメの印象って、平成以降の世代からすると躍動感を感じづらいんです。当時はすごかった、そして偉大な作品だとは素直に思っていても、飽きてしまうんです。当時の(発展途上の)技術やコスト・納期、そして時代背景の違いのせいだとは思うんですけどね。それが、アニメ好き・ロボット好きの僕でも、当時のアニメを見てみようと思うには腰が重い理由の1つです。

でも、これは2018年公開の映画。十分現代の作品です。

ぬるぬる動くロボット、板野サーカスばりに飛び回るマジンガー、途切れない一連の流れで繰り出される技の数々。そんな躍動感がありつつも、(無駄に、でも魂で)技名を叫びながらの戦闘。現代っぽい派手な戦闘と昭和の根性ゴリ押しな戦闘の融合という感じで、戦闘シーンをピュアに楽しめました。
特に、スーパーロボット大戦α以降のスパロボ好きにとっては、親和性のあるアニメだと思います。戦闘演出が派手で、動きも多く、必殺技を叫ぶのも忘れない昨今のスパロボの戦闘。それが好きな人は、スパロボで必ずマジンガーにも触れているだろうし、ワクワクすると思います。

一方で、純粋なマジンガーZ好きに、これがどう映るかはわかりません。


■ストーリーや設定は楽しめるけど、唐突感はあり

平和になった世界での統合軍やイチナナ式の意義。スパロボとかだと、紛争なんかが続いてたりとか、ガンダムの世界観の地球連邦軍と同一視されていたりとかで、違和感少なかったけど(スパロボの独自世界観のおかげで違和感感じなかったけど)、何も説明もないアニメだと、なぜ人類は軍備増強?と少し思ったり。でも、平和な世界でも軍備は必要なので、そこは普通に飲み込める範疇。

ただ、ストーリーの根幹でもあるDr.ヘルと機械獣軍団の復活がなんでかという点の説明がなく、そこだけは最後まで?が付き纏ってしまいました。

でも、スパロボやっていればわかる、強敵は復活するものだと← そう割り切って観るのがオススメ。そこが割り切れれば、捻りの少ない王道展開はありつつも、90分でよくまとまってた気がします。

また、比較的新しいスパロボではINFINITYが題材のものもあるので、スパロボ好きな人にとっては、その補完という意味でも◎。

 

マジンガールズの意味はどうしてもわからなかった

ぬるぬる動くボスボロット達のギャグっぽい動き、これはファンサービスとしてよーく分かる。しかし、マジンガールズの変なお色気シーン含む登用は、意味がわかりませんでした。盛り上がる要素としても役不足

原作や、その他派生作品好きな人にとってはサービスだったのでしょうか?それとも、アフロダイAやビューナスAのような女性型ロボット(というか、あのミサイル)を出さないといけないという制作者の使命感のようなものからなのでしょうか?

ほとんどスパロボでしか知らない僕にはわからない。(後者だったら、想像はできる)

 

■細かいことは考えず王道展開とマジンガーの立ち回りを楽しもう

タイトルにも書いた通り、この言葉に尽きます。少なくとも僕は楽しめました。

 

【感想】ほしのこえ ---世代によってはリアルだけど、リアルじゃない切なさ

雪の降らない地域で雪が降ると、特に夕方から少し切なさを感じるのはなんでなんでだろうか。この前の大寒波のときも、同じだった。特に雪に切ない思い出があるわけでもないのに。

そんな謎の切なさをカタルシスに誘うには、切ない映画にジーンとするのが良いかもしれない。

ということで、先日見直した「ほしのこえ」の感想。

 

ほしのこえ

 

 

新海誠監督が有名になる前の映画

本格的な映画としては、ここから新海作品としてカウントされるんじゃないかなと思います。自主制作で30分に満たない長さの作品。次の「雲の向こう、約束の場所」も、その次の「秒速5センチメートル」も、単館系の映画館中心とはいえ全国公開でした。が、この作品はミニシアターでの上映。マイナーな作品です。

出会いはDVDレンタル

僕の学生時代は、まだオンデマンドのサブスクみたいなのが無く(あったかもしれませんが、すごくマイナーで)、ビデオ/DVDレンタル全盛期でした。旧作1週間100円のキャンペーンか何かで色々漁っていた際に見つけた記憶があります。有名作品のように何本も並んでるわけではなく1本だけぽつりと。

商用アニメにしてはチープに感じてしまう

絵・CGはチープに感じます。ほぼ1人で作った映画と知ればすごいことだと思うんですけどね。一方、背景については、そんな中でも綺麗だと思いますし、演出含め今の作品にも通じるものがあります。ただ、パッケージだけでは粗い作画が目立ってしまいますし、実際見ていないのに演出なんかもわかりません。

また、戦闘シーンや切なさのベクトルは「トップをねらえ!」に似てるところがあり、オマージュと呼ぶべきものとは思いますが、人によってはプロの商用作品ではなく、同人作品の域を出ないと捉えてしまうかもしれません。

でも、当時のブームとマッチしていた

最初に目に入る印象だけであれば、何も知らない小僧は手に取らなかったと思います。しかし、「私たちは、たぶん、宇宙と地上にひきさかれる恋人の、最初の世代だ」というキャッチコピーに引っかかったのです。
その頃というのは「世界の中心で、愛をさけぶ」や「いま、会いにゆきます」のような切ない恋愛モノが流行していた頃です。いわゆる純愛ブームです。僕も漏れなく小説を手に取っていました。新海監督がそのブームに乗っかったのか、たまたまなのかは知りませんが、世の中でブームの題材に近く、僕もそのブームに流された1人、キャッチコピーに惹かれるには十分でした。

SFでスケールは大きいけど、身近な切なさ

この作品は地球と宇宙に離れ、メールのやり取りも年単位でかかってしまう…という状況での恋愛が題材です。
自分と同じ世代、携帯がなく相手の状況がわからないもどかしさ、メール出しても返ってこない(読んでるかもわからない)もどかしさ、それを知っている世代(昔、実際に体験していた世代)にとっては、身近な切なさをSFのスケールに拡大したようなものだとおもいます。

そして新海節

違う記事にも書きましたが、いわゆる新海節とよばれるような演出・表現はこの頃からあります。
「こってりした、どこか小説や詩の一節のようなセリフ」「ピナクル(クライマックスの中でも特にインパクトが強いところ)が特に印象的な演出」「ピナクルの後はデクレシェンドして、アフターテイストの長いシングルモルトのような余韻が残る。」
この緩急が激しい構造を30分に満たない作品の中でやっている分、他の作品よりも強く感じます。

新海監督らしい作品だけど、昨今のアニメに比べればチープに感じてしまう側面もある作品。個人的には好きでおすすめしたいけど、人を選びそうではあるので、どの程度人に推すのか迷う作品。そういう作品について最後に一言書くと、まだ写メが最新技術だった頃、携帯を持ち始めたばかりだった世代にとっては、何か感じることがあるかもしれないということ。