
最初はプレイするつもりはなかった「ぽこ あ ポケモン」。人間(トレーナー)とポケモンの組み合わせこそポケモンというイメージを持っている僕には、人間いなくなったという世界設定に惹かれなかった。店頭で流れていたトレーラーから受ける印象も、子供向けゲームの印象も強く、惹かれなかった。
でも、同じ年代の別ゲームのフレさんが楽しそうにプレイしている。それに、よくよく考えれば普通のポケモンは子供~大人まで楽しくプレイできるゲームだ。
という事で考え直し、プレイ。
ネタバレしないよう考慮して感想を書きますが、感度は人それぞれ。敏感な方はご注意ください。
プレイ時間 / プレイフィール
本格的な街づくりは最低限で、ストーリー("お願い事"という名のミッション)を進めることに中心にプレイ。やり込み要素(収集要素)は、”人間の記録”というものだけある程度回収しつつ、エンディング・・・スタッフロールが流れるまでプレイ。
そんな感じで30hくらいでした。
プレイフィールは・・・ロード時間は長いと感じてしまいましたが、スローライフを謳うゲーム。おおらかな気持ちでプレイしましょう。
不自由さがあるからこそ面白いゲーム性
ポケモンと共にまちづくりをしていく、サンドボックスゲームで、スローライフを楽しむゲームです 。(ストーリー的なものもありますが)
言葉先行だと、自由なゲームを想像するかもしれませんが、最初は不自由さを感じてしまうゲームです。ブロックの破壊は出来ない、泳げない、ジャンプすらできない。
でも、ポケモンを仲間にしていくことで、メタモンの能力(つまり変身)により出来ることが増えていきます。また、ポケモンにはそれぞれ得意なことがあり、それを活かして協力してもらうことで出来ることがさらに増えていきます。例えば、炎タイプのポケモンはマイクラで言う所の"かまど"を利用することで出来ることをしてくれたりと。
何もないところから、仲間を増やし、出来ることが増えていく。そこにポケモンという特徴もしっかりと活かされている。ゲーム体験として、しっかり設計されている印象を受けました。
センスが無くても大丈夫なサンドボックスゲーム。
マイクラとかやっていると、僕はセンスの壁にぶつかります。「かっこいい拠点を作るぞ」「おしゃれにするぞ」と意気込んでも、出来上がるのは豆腐ハウス。
しかし、ぽこポケでは、そんなセンスのない僕をサポートしてくれるものがありました・・・それが"建築キット"。
建築したい場所に設置し、資材を用意し、建築が得意なポケモンを中心に必要な数のポケモンの力を借りれば、自動で建築物を建ててくれるのです。なので、整地・道路の舗装さえすれば、建築センスが無くてもそれなりの街づくりができる。しかも、ポケモンと協力して作っている感も沸く。ゲーム体験としても、センスのないプレイヤーへのサポートとしても、良いものでした。
また、建築用のアイテム(屋根用の建材とか)・装飾品のバリエーションも充実しているので、そういった点も建築苦手な人のサポートとなってくれています。
もちろん、自分で一からブロックを積み重ねて家を作ることも可能です。自由度が無いわけでは決してありません。
大人の方が楽しめそうなストーリー
このゲームの設定で、一番気になるのは「なぜ人がいないのか?」ではないでしょうか?その謎はメインストーリーだけを進めるだけでは、多少は明らかになることはあるけど、解明はできません。
そこで重要になるのが"人間の記録"という収集アイテムです。これは、簡単で重要ではないフレーバテキストから、このゲームの設定や背景の核心を突くような内容が書かれたものもあります。一つ一つに書かれた情報は断片的ですが、それをつなげていくことで、なぜこの世界はこうなっているのか・・・ということが見えてくるのです。
もし、僕が小学校の頃このゲームをプレイしていたら・・・気にかけなかったかもしれません。大人とは言わなくても、断片的な情報を紡いでいく楽しさは、ある程度年を重ねた方が分かると思うんです(ガキンチョにはわかりづらいんです)。
今の子供は、僕の子供の頃と違うかもしれませんし、そういう楽しみ方を出来る子供もいると思いますが・・・少なくても大人でも楽しめる要素ではあったと思います。
さいごに
最初は惹かれていなかったけど、プレイしてみるとどっぷりハマりました。不自由なところから便利になっていく過程、設定背景を把握していくメインストーリーと収集要素。そこにポケモンと触れ合う楽しさも加わって、完成度が非常に高かったです。
ストーリーは終えましたが、街づくりはまだまだ。プレイ頻度は減るとは思いますが、これからも、ゆっくり街づくり・ポケモンとのスローライフを楽しんでいこうと思います。