趣味ログ

趣味中心の生活がしたい30代かつての少年。アニメ・ゲームが好き。

【感想】モンスターハンターワイルズ シリーズ初見の民がn狩り行ってみた感想

大型タイトルであるモンハン、今作までやったことなかった。
明確に避けていたわけではないけれど、PS2のBBユニットは持っていなかったし、PSPも買ったのはだいぶ遅くモンハンが流行ったころは持っていなかった。とくに大流行したMHP(の何作か目)は協力プレイなイメージが強く、その環境が無かった僕は手を出さなかった。

後続のモンハンが発売された時には、協力プレイできる環境もあったけど、「アクションゲームが得意なわけではないし、今更いいか」という気持ちで手に取らなかった。

でも今回は、他ゲームでのフレさんが幾人もβの時からワクワク感を全開にしているのに感化されてしまった。


そんな、過去作を全く知らなずに釣られて始めた僕の感想。
ストーリーを進めて、エンドロールまで見て、その先も少し進めている・・・という時点での感想です。
ストーリーの根幹は一応避けているつもりですが、ネタバレ注意です。

 

 

ネイサン・ドレイクに似せようとして中途半端なキャラクリになった自キャラ


プレイ環境

ノーマルのPS5プレイ。フレームレート優先のグラフィック設定にしていますが、「時々かくつく」くらいで、基本的には快適にプレイできています。細かい表現はProの方が断然良いのでしょうけど、狩っている最中は気に出来ないので、マイナスポイントは少ないと思います。
ネットワークエラーは比較的頻繁に起きていましたが、マッチング相手の言語を自分と同じ言語に設定すれば、エラーは少なくなった気がします。
X観てるとクラッシュの話も聞くので、運がいいだけか、PSの方が安定しているという話かもしれません。


ストーリーは意外としっかりしているが、説明不足

別にストーリは求めてないけど、中途半端です。

 

人がいないとされていた禁足地から逃げ延びてきた少年ナタ。彼を故郷に返すため、彼の故郷の仇である「白き孤影」を追う。というのがエンドロールまでの大まかストーリー。

このストーリーの大筋を「(調査隊にとって)未開の地を探索/現地民との出会い」「異常事態の発生」「ハンターが狩猟して解決」という方程式に、繰り返し個々の事象を当てはめていくように、ストーリーが進んでいきます。

このプロットも、方程式に当てはめて物語が進んでいくのも悪くないと思いますし、意外としっかりしているんだな・・・というのが第一印象です。しかし、設定描写/補完がイマイチです。

人が住んでいないはずだった禁足地で人によく(すぐに)出会うし、その人たちと疑問なく平気でコミュニケーション取っているし、非戦闘員が最前線にいつもいるし、ナタの成長も唐突だし。
他にも色々説明不足な点が多い気がします。考察の余地とも取れるかもしれませんし、もしかするとNPCと会話をすれば深堀出来るのかもしれません。しかし、モンハンのゲーム体験の中心はきっと戦闘です。
考察を挟みつつ進めたり、NPCとこまめに話して世界観を深めるというのは、どれだけの人がやるのだろう?


僕は先が気になると思ってどんどん進めましたが、それはストーリーが気になるのではなく、「新しいモンスターと戦いたい/どんなモンスターと対峙するのだろう?」というのがモチベーションでした。余計にNPCと話したり、考察してみたりするモチベーションは無かったです。

 

 

 

ゲーム体験の軸はしっかりしてる

バトル中心のゲーム体験は序盤からしっかり味わえるバランスだと思います。
バトルにおいて最初から(僕の)現時点まで、やってることは基本変わりません。避けて、敵の隙をみて攻撃する。時にマップギミック(岩を落として攻撃するとか)や罠を使う。武器種変えれば操作感全然変わるんでしょうけど、基本的にやっていることは同じです。アクションが高度になって…みたいなことも基本ない(スタミナが減りにくくなって立ち回りの幅が増えるみたいなのはありますが)。
けど、モンスターの動きのタイムライン決まっていないので、同じモンスターでも飽きない。装備を強化して強くなる楽しもあるし、自分も操作に慣れてきて強くなっているのも体感できる。上手く倒せたときは気持ちよい。もちろん、進むにつれてモンスターも強くなっているので、やりごたえも出てくる(といっても、まだエンドコンテンツじゃないからかもしれませんが、今回初の僕が苦労はしても詰まるということもない)。
初心者視点ですが、よくできているなと感じています。そしてRTAなり魅せるプレイなり、色々なやり込み方もあるんだろうな・・・。これが長いこと人気のゲームの所以か・・・。


まとめ

エンドロール終えた+α時点の感想ですが、ストーリーは悪いとまでは言わないけど中途半端、でもゲーム体験(バトル)はすごく良い。大雑把に言えばこんな感想です。やり込むかと言われれば微妙ですが・・・。
ただ、初心者目線ではあるので、歴戦のハンターの方々からすればもっと思う所があるのかもしれません。

 

 

【感想】フリクリ --the pillowsの解散をきっかけに再視聴

 

好きなアイドルなりVTuverなりが引退した時、○○ロスという人をよくみかける。
僕も充分オタク側の人間だし、もちろん好きなものが終わるというのは寂しいというのも分かるけれども、ロスという気持ちにはイマイチぴんとこなかった。でも、the pillowsの解散でちょっとわかった。たぶん僕の場合、どれだけ熱狂したかよりも、長い間好きだったものが欠けるときにロスになるんだ。

the pillowsは大好き。でも熱狂的なファンの方からするとにわかと呼ばれるくらいだとは思う。でも、僕の学生時代を彩ってくれたのは間違いではないし、中学時代から好きだったバンドなんだ。

長年触れてきたものがぽつんと消える。ぽっかりと穴が開いてる・・・。これがロスか。

 

2/1に突如解散を発表したthe pillowsthe pillowsを知ったのはラジオか何かだったと思うけど、好きになったきっかけはフリクリだった。当時の僕はバンドとかあまり興味持っていなかったしね。

 

そんなフリクリ、去年のブラックフライデーの時に安くなっていたのでBlu-Rayを買っていた。the pillowsの解散をきっかけに開封するとは思っていなかったけど、これも一つのタイミング。

 

感想を書いてみますが、僕の解釈を含んでいますので、「そんなの違うだろ!」みたいなご意見あるかもしれませんが、そこはご容赦ください。

なお、OVA作品のみの感想です。

 

 

 

 

 

 

 

概要

ガイナックス(精神的には現カラー・・・と思っている)作品。エヴァなんかに比べればマイナーだけど、カルト的人気のアニメ。
ジークアクスの監督でもあり、エヴァの旧劇・新劇の重要ポストで、トップをねらえ!2の監督でもある鶴巻和哉氏が監督。権利関係でややこしい経緯はありますが、その辺は触れません。

 

何が起きているのか、何が進んでいるのかわからない。わからないまま進み、わからないまま終わる。

主人公ナオ太は突然現れたハル子に振り回されて、トラブル?何かしらの策略?に巻き込まれていく。
でも、何が起きているのか、何が進んでいるのかわからない。わからないまま進み、わからないまま終わる。わかるかも・・・と思う瞬間もあるけど、やっぱりぼんやりしている。如何せん、語られない。
挑戦的な演出や表現にカッコよさを覚え、練られたメタ的な展開とギャグにクスッとし、ヒロイン(?)の乗るベスパに憧れ、the pillowsの楽曲に耳をそばだてるアニメなのかもしれないというのが最初に来る印象。芸術的っぽいモノか、あるいはサブカルっぽいモノを感じるアニメ。

こういう側面が、考察する楽しさを生み、カルト的な人気の根源になっているのかもしれない。

 

俯瞰してみると、違う見方が出来るかもしれない

先述のように楽しんでも十分良い作品だと思う。でも、一通り観て、俯瞰的に捉えようとすると少し見え方が変わる気がする。

あくまで僕の解釈だけど、世の中を/大人を嫌い達観しつつも普通な主人公ナオ太の周りの人間含めた成長物語。いや多少成長しながら自己を認識するに至るまでを、隠喩的に表現しているもの・・・と見える。直接的な表現ではなく、視聴者の想像力に働きかけて表現しているんだ。

 


the pillowsの楽曲が印象的。特にLITTLE BUSTERS(僕の主観)

フリクリではthe pillowsの楽曲が、要所要所で挿入されている。おしゃれに、印象深く、シーンとのマッチングも良い。

今でこそ作中にお洒落な曲が流れて盛り上げるスタイル多くなってきてるし、同じ鶴巻和哉監督の機動戦士Gundam GQuuuuuuXでも、そんなシーンがあった。でも、そういう先駆けは、少なくても先駆けの1つはフリクリなんじゃないだろうか?

 

色々なthe pillowsの楽曲が使用されているけど、一番印象に残ってるのはLittle Busters。
先述の僕の勝手な解釈も含めて考えると、ちょっとしっくりくる。

サビを一部を僕なりに意訳すると、
「未来に歌いだせ!支配者何か必要無いのさ。ただ、(世界は)君を待っているんだ。」

「殻破ろうぜ」みたいな意味と、先述のナオ太の成長(?)が少しマッチすると、考えてみたり。

■メモ■
歌詞に使われているLITTLE BUSTERSの部分は「君」と意訳したのは、the pillowsのファンネームのようなものがBUSTERSだから。

 

 

 

さいごに

映像のカッコよさとthe pillowsの楽曲のカッコよさのハイブリッド。

癖は強いけど、雰囲気味わう感じで観るのもOK。もちろん、何度か見て、自分なりの解釈をするのも楽しいアニメ。

 

■メモ■
2025年2月時点、アマプラでみれます。無料ではないけど(レンタル or 追加サブスクが必要)

 

【感想】ドカポン怒りの鉄剣 ーードカポンは一人でも楽しめるのか?

友情破壊ゲームとして名高いドカポンシリーズ。

公式のガイドライン(配信ガイドライン)にも「ゲームの途中で嫌な気分になったり、ケンカをしても、ゲームがおわったときには必ずみんなで「楽しかったね」と言い、ずっとお友達でいること」とあるくらいにはギスギスしがちなゲーム。

僕がはじめてプレイしたのはSFCドカポン 3・2・1。小学校当時、友人が持っており、友人兄も含めて結構遊んだ記憶があるけど、友人×友人兄の喧嘩までがセットだった。

面白いゲームではあると思うけど、マリオパーティー,桃鉄や人生ゲームに比べるとマイナーで、かつしっかりプレイしようとするとヘビーなゲーム。ゲーム配信も少なく、誰かを誘うにしてもハードルが高すぎる。

でも、ドカポンを久しぶりにやりたい欲求が限界に達し、1人 VS COM3人でプレイしてみた。選んだのは怒りの鉄剣です。

 

 

 

 

 

ドカポンとは

バトルは、先攻後攻を決めたあと、ステータスに依存したじゃんけんのようなもの。

桃鉄などと同様のすごろくベースのゲームで、最終的にお金(資産)をたくさん持っていた人が勝ちというもの。

ドカポンならではの特徴は、RPG要素です。何も無いマスに止まると敵キャラとのバトルが発生し、勝つと経験値やお金がもらえる。

それを繰り返しプレイヤーキャラのLvを上げ、装備や魔法、アイテムを整える。そして、強敵/ボスキャラに占拠されている町(画像の「エフリカ」や「エイジャ」のように敵っぽいシンボルがある町)に止まり、ボスを倒して報酬をもらう・・・、というのが基本スタンスです。

桃鉄で言えば、物件購入が「強敵を倒して町の解放(画像で言うエフリカの解放)」で、目的地到着が「ボスキャラの討伐(画像で言う所のエイジャの解放)」といったところでしょうか。

 

しかし、それはまだドカポンの本質ではないと僕は思っています。ドカポンの本質は足の引っ張り合いです。先述したように身に着けた力で他プレイヤーを妨害する。他プレイヤーの妨害こそドカポンの真骨頂。

同じマスにプレイヤーがとまるとプレイヤー同士のバトルが発生し、勝つと相手から何かしらを奪える。直接対決でなくても妨害手段が豊富。この「相手を蹴落としてなんぼ」というのが友情破壊ゲームの所以であり、ドカポンの面白いところだと思います。

 

 

1人プレイ所感

プレイの前提

ドカポンシリーズは魔法使いが無双しがち・・・というイメージが強かったので、自分もCOMも魔法が得意なキャラは避ける(自分が選んだのはマスコットっぽい上記キャラクター。名前は「ひかりのせんしX」)。そして、難易度(?)は上級者用を選択。

モードは、ストーリーモードか決めた期間で競うモードか選べますが、今回はストーリーモードを選択。ストーリーモードといっても大層な物語があるわけではなく、設定される目的を達成していき、ラスボスを倒したら終了というくらいです。

 

プレイ結果

圧勝です。後述もしますが、COMのプレイが弱すぎました。いっちょ前に妨害はしてくるものの、勝つための行動を取らないんです。

また、先の画像(クリア時の成績)に表示がある通り、クリアまで70週でした。ドカポンは1ターン=1日なので、490ターンです。桃鉄で言えば40年越えです。もう少し効率よくプレイすることもできたと思うので、50週くらいで出来たかもしれませんが、それでも結構なボリュームです。

特に後半は、COM同士の不毛な足の引っ張り合いが多くなり、結構グダグダしていました。

 

一方で楽しめなかったかというと、そうでもありません。ドカポンのシステムは十分楽しめましたし、無双する気持ちよさはありました。

ただ、ひりつきが足りなかっただけで・・・・。

 

 

COM対戦の良いところ/難点
  • 良いところ
    リマスター版の怒りの鉄剣には倍速機能があり最大5倍速まで対応しています。特にCOM戦では、プレイヤー同士の会話もないため、この5倍速モードを重宝します。またCOMは強くないので要領があまり分かっていなくても、ゲームとして成立すると思います。
    また、先述のとおりシステムは楽しめます。そして、要領分かってる人には無双する楽しさもあると思います。
  • 難点
    先述した通り、いっちょ前に妨害はしてくるものの、勝つための行動かと言われればイマイチです。相手としては物足りないし、意味のない遅延行為のような行動を繰り返しグダグダしてしまいます。桃鉄等に比べて、妨害手段も多いので、COMのAIも少し複雑になるのはわかるんですけどね・・・。

 

さいごに

1人プレイでも楽しめるけど「システム」を楽しむのであって「ひりつき」は楽しめない。あたりまえですが、やっぱり誰かとやってこそゲームですね。。。

僕の周りの人をこのゲームに誘うのは結構ハードルが高いですが、周りに桃鉄なんかをやる人がいるのであれば、プレイするゲームの選択肢に入れるのはアリだとおもいます。それくらいすごろくベースのゲームとして面白いシステムです。

あと、ゲーム実況者界隈で少しはやってくれると嬉しい。桃鉄の配信とかは結構見てたので、きっとドカポン配信も楽しいはず・・・。

 

最近見たアニメ 時が過ぎるのが早い。そんな言葉をすごく身近に感じる年始から見たアニメ

新年あけたと思ったら、もう二月である。

時間がたつのが早く感じ過ぎて、しっかり趣味と仕事とその他のバランスが取れてるのか心配になっては来るけれども、少なくても趣味に関しては楽しめれていれば、まずは良い。日々振り返ってPDCA回すなんてしてたら楽しめるものも微妙になりかねない。ある程度のところで振り返れば良いんだ。

 

そんな最近見たアニメの短文感想。

あくまで最近見たアニメであって、最近のアニメとは限りません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勇気爆発バーンブレイバーン

勇気爆発バーンブレイバーン


突如侵略してきた正体不明の侵略者に、突如現れた自我を持つスーパーロボットに乗って立ち向かうアニメ。
つかみは良いけど特殊な内容過ぎるロボットアニメ。ミリタリー色強いロボットアニメと思いきや、スーパーロボットアニメ。そして・・・ちょっと特殊性癖入ってるようなニュアンスも多かったり。

けど、気にするな!熱さこそこのアニメの全てだ。ストーリーの展開は雑なきがするけど、熱さで補うんだ!特に雑な後半の展開だったけど、僕たちが好きな要素はいっぱい詰まってるぞ!
そして、最後はご近所に迷惑かからない程度にOPを熱唱するんだ!バーンバーンバンバンバーンバンバンバーン ブレイバーン!

 

 

異世界失格

異世界失格

きっと太宰治がモデルの主人公:センセーが、異世界で放浪しつつ、他の転移者に粛清、もしくは救いを与えていく感じ。小説家モチーフで、それを活かした展開は悪くなかった。

でも正直、区切り方は好きじゃない。中途半端すぎる。クソとはいわないけど、もう少し考えた構成できなかったものか?と思ってしまう。原作のスピード/区切り具合や大人の都合もあったのだろうけど。けど、面白かったし、原作や漫画のプロモーションとしてはよいのかもしれない。漫画読んでみようかな・・・

 

 

 

 

悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

悪役令嬢レベル99~私は裏ボスですが魔王ではありません~

現代社会から転生したら悪役令嬢で、そこから好き勝手生きていくために、なんやかんやする、悪役令嬢転生としてはありきたりな物語。一方でチート能力で無双するのが主眼ではなく(無双はしてるけど)、チート能力を持った転生者の日常をテンポよく楽しむタイプだなと感じた。転生モノの要素も活かしたちょっとした起伏もあるにはあるけれど。

 

 

やりなおし令嬢は竜帝陛下を攻略中

やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中

異世界転生ではなく、人生が巻き戻った貴族の少女が、他国の皇帝との恋路(?)と苦難に立ち向かっていく物語。それをタイトルにすればこの通りなんだけど、タイトル損している。タイトルからは恋路主体かなと印象を受けるけれども、不幸を覆すために、やり直しだからこそ見えてきた本質に向き合っていく感じ。
転生とはいえ10歳の少女と青年の恋愛的な感じは、とある界隈から突っ込まれそうではあるけど、貴族社会が背景なのと男側がある意味子供過ぎてプラトニックなので、あんま気にならなかった。

転生のきっかけになった裏切りの回収とかは全然できていないので、先は気になる終わり方ではある。(一応区切りとしては、「第一章完」くらいの良さではあると思う)

 

 

妻小学生になる

妻、小学生になる。

亡くなってしまった奥さんが、小学生に転生していて記憶を取りもどした結果、元家族に良い意味のお節介して導いていく物語。
基本ほのぼの系で、時々シリアスになるけど、ちゃんと解決する。良い感じの塩梅。主要人物とその関係者が成長しているのが目に見えるし、結末もしっくりくる。2010年代にはやった純愛ものを、すこしカジュアルにした感じ。良かった。

100の不幸に勝る一瞬、それを知ることが幸せなのだ(アニメの受け売り)。

 

 

 

 

【感想】【ネタバレ注意】機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning- 僕たちはガンダムを見ているのか、それともガンダムを冠した何かを見ているのか・・・

 

宇宙世紀を舞台にしたガンダムとして、話題の機動戦士Gundam GQuuuuuuX。聞かなければジークアクスとは読めない。。。

先行公開版を観るか迷ってはいたけど、ガンダム好きとしてビッグウェーブに乗らない手はない。

TVシリーズの冒頭数話の先行公開なので、あたりまえだけど作品自体の感想ではないし、そもそも感想の体をなしているかも微妙かもしれない、感想のような何か。

ネタバレありなので、ネタバレ避けたい人はご注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一年戦争のIF展開からはじまる

覚えのある内容のナレーションから始まり、サイド7への潜入からはじまる。しかし、そこにはアムロはいないし、シャアは突入部隊を直接指揮しているうえ、ガンダムを奪取してしまう。つまり、1stガンダムのIF展開から始まる。そして、このIF世界ではジオンが勝利するも、シャアはサイコミュの暴走(?)で行方不明に。このIF世界が機動戦士Gundam GQuuuuuuX の背景になるので、(たぶん)1話分くらいかけて丁寧に語られる。

1stガンダム(もしくはORIGIN)が好きな民からすると、少し複雑な気持ちが芽生えそうにはなったけど、よく考えればギレンの野望でIFストーリーは見てきた。そう思うと、拒絶感は無かった。
むしろ、1stガンダムをオマージュした台詞回し、量産されたビグザムなんかに、ニヤニヤしつつIFの世界を楽しめた。

 


そして、ガール ミーツ ガンダム

物語の背景が語られた後に、少女がガンダムと出会い、クランバトル(賞金の掛かった非合法のMSバトル)に身を投じていく物語が始まる。ここからは正直、宇宙世紀っぼさは無かった。ガンダムというより、スタイリッシュなロボアニメを観ている感覚。面白そうなアニメだとは思ったけど、宇宙世紀ガンダムとして観るアニメではなさそうだ。

 

 

メカデザインはスタジオ・カラー色が強い

主人公機だけでなく、RX78-2も含めメカメカしいというより、筋肉の質感を意識したようなデザイン。エヴァの方が近いと思う人も多いかもしれない。スタジオ・カラー色(良かった頃のGAINAX色)が全面に出ている。トリコロールカラーだし、ガンダムのニュアンスを持ち合わせてはいるけど…慣れない。

 

 

3話分くらいの尺というのが丁度よかった

1話分くらいだとIFの一年戦争の顛末だけでポカンとしてしまうし、2話分だとキーワードであるクランバトルの存在感が薄い。3話分でクランバトルに身を投じていくところまでが描かれる。
ちゃんと世界背景を説明した上で、物語の本筋も見せていく塩梅として、3話分くらいというのが先行公開=物語への誘いとして丁度よかったと思う。

 

 

宇宙世紀である必要性はまだ分からない

ニュータイプがキーとなりそうではあるので、宇宙世紀ニュータイプを持ち出したいから宇宙世紀にしたんじゃないかと思う。もしくは逆で、宇宙世紀にしたいからニュータイプをキーにしたのかもしれない。

しかし、最後まで見た後に宇宙世紀じゃなくても良かった(ニュータイプでなくても良かった)となるかもしれない。もちろん、宇宙世紀じゃないとだめだったという感想になるかもしれない。この作品が宇宙世紀であることに意味を見いだせるか、ただの宣伝文句という感想になるかは、まだまだ未知数。

ガンダムである意味は…ファンを蔑ろにしていなければ、個人的にあまり重要視していない。それを言ってしまったら、Gガンはなんなんだという話なるし。一方、IF世界が嫌な人/ジオン勝利が受け入れ難い人は、”ガンダムである必要がない”となるかもしれない。

 

 

まとめ:面白そうだからTVシリーズも見るけど、宇宙世紀ガンダムとしては観ないと思う

宇宙世紀ニュータイプというキーワードがこの作品にとって意味あるものだったとしても、宇宙世紀ガンダムとして観るものではないと思った。でも、純粋にアニメとして面白そうという印象は受けたので、TVシリーズもちゃんと見よう。

そのうえで、この作品における宇宙世紀ニュータイプが意味があったかを考えるんだ。

 

 

【感想】テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER  --良作RPGとは思うけど、スロースターター

テイルズ オブ ヴェスペリア REMASTER -Switch

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

2025年の目標は、仕事をこなしつつ好きなことにもしっかり触れる時間を作るために、「朝決まった時間に起きる」「惰眠を貪らない」。
そして、政治家よりも政治屋が蔓延る昨今、物価も経済も将来も不透明。なので、お金の使いすぎにも気を使おうとも思う2025年。

そこで、PS Plusの活用。特典で無料でプレイでき、未プレイだったテイルズ オブ ヴェスペリアをプレイ。その感想。

ストーリーの根幹には触れていませんが、ネタバレに敏感な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


プレイ時間

攻略サイトは見ずにプレイ、やり込み要素は意図的にはやらない。イベントやスキットはスキップせずに見るけど、サブイベ探し等はしない。
こんなプレイスタイルで40hちょっとでした。

 

ストーリーは嫌いじゃないけど、前半グダグダ

全体としては良いストーリーと思います。キャッチコピーの「正義を貫くRPG」も体現してますし、キャラの成長も、信頼しあっていく過程も良いです。

しかし、前半がグダグダしすぎな気がします。

帝国の下町にある魔導器(ブラスティア)のコアが盗まれ犯人を探すユーリ。ユーリの友達で騎士のフレンに身の危険を知らせに行くエステル。2人が出会い、一緒に旅を始めるところから始まります。

この2人の目的は、後に世界の大きな局面につながってはいくのですが、それらが主目的の間(=前半)はダラダラとした話を進めているように感じてしまいます。もちろん、起伏もあるにはありますが、所謂エモさが乏しいのでアクセントとして物足りないのです。

後半になれば前半の伏線回収やエモい展開もあるので、前半のスローペースな感じを苦と思わずプレイして、後半まで投げ出さないか・・・がキーな気がします。

 


バトルは安定した楽しさはあるけど新鮮味がないので、前半が微妙

基本的に”テイルズのバトルシステム”ですが、フェイタルストライクやオーバーリミッツといった条件を満たすと発動できる強力な技が気持ちよいです。でも、テイルズ オブ ジ アビスの時にも似たようなシステムあったような・・・(記憶違いだったらごめんなさい)。今のゲームほどスタイリッシュではなく、(前後のシリーズ作品と比較して)昔のゲームとしてプレイするにしても中途半端に発展したシステムという印象を持ってしまいます。

また、ウェポンスキルも中途半端です。FF9のアビリティシステムが似たようなものかなと思いますが、FF9ほど重要な役割を担っていなく中途半端に存在し、システムで意義を忘れてしまいます。Lv以外の要素で強くなるというのは好きなんですけどね。

と、悪くはないけど中途半端なシステムですが、これらが顕著なのも前半です。後半になると、TPの余裕が出てきたり、オーバーリミッツの上限が解放できるようになったり、工夫すれば爽快感あるバトルが出来ます。ウェポンスキルも、Lvが上がるにしたがって、いろいろな組み合わせが出来るようになってきます。

なので、この点においても、スロースターターですね・・・。

 


キャラも前半は・・・

前述したストーリーの前半のグダグダに繋がりますが、キャラも前半魅力が少ない気がします。特にそう感じてしまうのはエステルとカロルです。

エステルは理想主義お嬢様な期間が長いです。そのせいでメンバーから苦言を言われることも多く、プレイヤーとしても「またかよ・・・」と思ってしまいます。世間知らずゆえの天然からくる仲間との掛け合いはギャグ的な要素として活きているので、それを心の支えにグダグダ期を乗り越えるのです。

カロルはうっかり八兵衛ポジションとして、メンバーのアクセントになっていると思います。全体でみれば、しっかり精神・考え方も成長しており、ED時点では嫌いじゃないキャラです。でも、前半はスキット含め事あるごとに12歳であるカトルのガキさが強調され過ぎで、うんざり手前まで行ってしまいました。僕は子守するRPGをプレイしたいんじゃないぞ?


と僕が個人的に感じる二人の悪いところを書きましたが、あくまで前半の話です。後半は二人も成長した姿を見せてくれます。なので、先述したようにエステルは「世間知らずゆえの天然からくる仲間との掛け合い」、カロルは「うっかり八兵衛ポジション」など、好きになれるポイントを見つけて、後半まで生暖かく見守ってあげてください。

 


まとめ:全体的には面白いけど、前半のグダグダ感を乗り越えれるかどうか

マイナス点の方を多く書いた気がしますが、全体でみれば面白いRPGだとは思います。ただ、「終わりよければ全てよし」的な感じで、前半はストーリーもバトルもキャラも、グダグダしているというのは僕の印象です。
なので、せっかくプレイするなら、前半が合わないなと思っても後半までやってみて・・・と僕は思います。

 

2024年 プレイしたゲームの振り返り

振り返ると結構プレイした。
個別記事のリンクも張るので、ここでは簡単な感想のみ。個人的にオススメするかどうかでカテゴライズしてまとめてみようと思います。
クリア時に書いた感想と大きな矛盾はないと思うけど、落ち着いて振り返った結果、多少の差異はあるかもしれない。

 

 

 

 

 

かなりおすすめしたいくらい楽しんだ

作品の題材やジャンルが趣味の範囲内であれば、お勧めしたい作品。

 

ユニコーンオーバーロード

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僕的今年の完成度No.1。ストーリーの出来も、キャラの描写も、ゲームシステムの出来も、ゲーム体験の新鮮さも、総合的なバランスも非常に良いゲーム。
その中でも、ゲームシステム(バトルとその準備)こそ、このゲームの真価だとも思うので、難易度はノーマル以上でやるべきだと個人的には思う。
「(戦略)シミュレーションみたいなゲームに抵抗感が無い人」には須らく薦めたいゲーム。

 

 

・十三機兵防衛圏

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バトルシステムも面白かったけど、ストーリー体験がこのゲームで最も重要なところ。SFが好きで、ジュブナイルも好きで、群像劇が好きで、断片的な情報が繋がった時の快感を味わいたい人は是非プレイしてみてほしい作品。どんな作品かはネタバレを避けるために、ここと記事リンク先では言及しません。

 

 

・トライアングルストラテジー

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ストーリーの中心は”塩”。派手なストーリ展開はない。地味なようにも思えますが、良質なストーリーと良質な戦闘システムでバランスの取れたゲームだと思います。
個人的には少なくても2週はやって、真エンディングまで見てほしいと思います。そこでやっと、この戦争が終わる気がします。

 


すごく楽しんだけど、お勧めするには条件付き

作品の題材が趣味の範囲内であっても、お勧めするには前提条件が必要かな・・・と思う作品。

 

 

FF7リバース

syumilog.com

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3部作の2作目で、第3部はきっと長く待たされる。長期目線で続編待てる人向け。

過去作の設定深堀、広大なフィールドの探索、豊富なやり込み要素、原作とは少し違う展開のハラハラ・ドキドキ感。めっちゃ楽しんだ。

でも、ミニゲームなどに力を入れすぎな気がする(良い出来のミニゲームもたくさんあったけど)。そこをシュリンクして、発売ペース上げてほしかったというのが、正直なところ。

 


・界の軌跡

syumilog.com

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過去作をちゃんとやっている人向け。そして、続編を待てる人向け。
20年続くシリーズの中でも重要な位置づけで、過去作からのファンとしては「明らかになる謎」「さらに撒かれる謎」を大いに楽しんだ。でも、それは過去作をプレイしている経験がないと味わいきれない(主にストーリーの点で)。
また、続編ありきの中途半端な終わり方なので、続編もプレイするぞという意気込みが無い人にはお勧めできない。

 

 

ワイルドアームズ

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ストーリーもシステムもよくまとまったゲームだとは思いますが、如何せん古いゲームなので不便さと(現代から見ると)チープさが目立つゲームでもあります。しかし、直球ストレートな王道少年漫画的展開が好きな人にはぴったりなゲーム。特にエンディングの演出にはぐっとくるものがる。

 


・テイルズオブアライズDLC

クリア後の世界を楽しめて、コンパクトながらストーリーもしっかりしている。そのコンパクトな中に、本編のイメージのまんまの掛け合いや熱い演出もしっかり織り込まれており、本編を楽しめた人ならプレイの価値あり。
DLCとしては良いけど、DLCが素晴らしすぎて本編もプレイしよう・・・とは言わない。

 


まぁ、おもしろかった。勧めるかどうかはちょっと迷う。

個人的には楽しめた。けど、お勧めするかというと、少し尻込みする作品。とは言っても、僕は楽しんだ作品。

 

FF14 黄金のレガシー

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新規にお勧めするかという観点でいえば、長くFF14と付き合おうとしている人には過去拡張込みでFF14を勧めるけど、この拡張を以て勧めることはしないかな(7.1時点)。
つまらなくはないけど、終わった後に「アレが良かった!」ではなく「あそこがイマイチ」が先に思い浮かんでしまう。フレとの交流なども含めて僕は楽しんだけど。

 

 

・FF16DLC

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面白かったんだけど、設定の補完と「もういちど、FF16の人物に会える」的なもので、新鮮な体験は無し。FF16を楽しめた人向けのファンDLC(なので、僕は楽しめた)。

 

 

・百英雄伝

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王道が好きな人にはストライクゾーン。進めるにつれて、便利になっていくゲーム体験も良かったです。一方でシステムやバランスの作り込みには雑さを感じてしまうし、仲間が多すぎるし設定も取ってつけた感を感じてしまったのも事実。

 

 

フロントミッション1stリメイク

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リメイクという名のついた移植版という印象。スーファミ時代のシミュレーションゲームをプレイしたいという人にはお勧めしたい名作。
しかし、比較的頻繁にエラーが起きるのが非常にストレス。

 

 

・レジェンドオブドラグーン

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今やっても面白かったよ。子供の頃倒せなかった隠しボスも倒せたし、個人的には十分満足。しかし、レトロゲームを今プレイして、ワイルドアームズほどのインパクトはなかったのも事実。あと、少々難易度高め。

 

 

残念だった or 自分には合わなかった

あくまで僕には合わなかった作品。評判のいいのもあるので、ほんと前述した言葉に限る。

 

デトロイトビカムヒューマン

ストーリーは良かったんだけど、めんどくさいコマンド入力がストレス過ぎた。本をめくるのにも変にコマンド入力とか。操作感の悪さが足を引っ張っている。(イージーモードみたいなやつだと変わるらしいけど)

 

フロントミッション2nd

エラーの多さ、操作感の悪さ、日本語表現(UI)のチープさが足を引っ張り過ぎ。1stリメイクも同じ欠点合ったけど、より顕著。ストーリーは良かったし、オリジナル版のロード時間の地獄から解放されたことは◎なんだけど。

 

 

その他

・IQ

ミニゲーム感覚ではよかったけど、今どっぷりという感じではない。
良い感じに協力プレイありきなリメイクすると、流行るかもとは思った。高くても2000円くらいで。

 

 

最後に

来年も同じくらいゲームに触れたい。来年は、PS PlusやNintendo Onlineの恩恵をもっと受けることも考えよう。あと、Steamとかのゲームももっと探索したい・・・。でも、仕事もそれなりに忙しい中、他の趣味や生活のためのあれこれ(家事とか)のバランスも、もっと考えなけらばならない。なかなか難しいかもしれないけど、何とかしていこう。

 

そして、最後に念押ししておくと、このカテゴライズや感想は個人の主観です。

 

それでは、良いお年を!